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予防接種に関すること

最終更新日:
(ID:4262)
 このページでは、熊本市民の高齢者が費用助成を受けられる予防接種について説明します。

1.成人用(高齢者用)肺炎球菌予防接種


肺炎球菌感染症とは(厚生労働省ホームページより)

 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染し  ます。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

 

肺炎球菌ワクチンの効果(厚生労働省ホームページより)

 肺炎球菌には 93 種類の血清型があり、平成26年(2014年)10月からの定期接種で使用されている「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。また、この23種類の血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の64%を占めるという研究結果があります。
(病原微生物検出情報IASR2018年7月号 「成人侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)症例の臨床像の特徴と原因菌の血清型分布の解析」を参照)

 

成人(高齢者)肺炎球菌ワクチンの費用助成について

 成人用(高齢者用)肺炎球菌予防接種費用の助成(一部自己負担)については、予防接種法に基づく定期の経過措置として、平成26年(2014年)10月1日から開始され、これまで接種を受けていない方へ接種の機会を提供するために、65歳から5歳刻みの対象年齢となる年度の方に対し、国の経過措置を実施していましたが、令和6年(2024年)3月31日で終了しました。

 令和6年(2024年)4月1日以降、接種日時点で66歳以上の方が成人用(高齢者用)肺炎球菌ワクチンを接種する場合は任意接種(自費)となります。

  

熊本市 成人用(高齢者用)肺炎球菌の予防接種について

対象者

 接種日時点で熊本市に住民登録のある方で、以下の1,2のいずれかに該当し、接種を希望する方

※1,2に該当する方であっても、過去に「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を接種したことがある方は、費用助成の対象外となります。


1. 接種日時点で65歳の方(66歳の誕生日の前日まで)

※65歳の誕生日を迎えるには、ハガキを郵送します。

令和7年度(2025年度)発送スケジュール

4、5、6月生まれ   ⇒7月

・7、8、9月生まれ   ⇒10月

・10、11、12月生まれ ⇒令和8年(2026年)1月

・1、2、3月生まれ   ⇒令和8年(2026年)4月

 

2. 接種日時点で60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいを有する方(身体障がい者手帳1級相当)


接種回数

 1回


接種料金

 4,600円

※医療機関窓口でお支払いください。

ただし、1)生活保護世帯の方、(2)中国残留法人等に対する支援給付受給中の方、(3)市民税非課税世帯の方(住民票上の世帯全員の市民税が非課税の方)は、自己負担免除対象者であることが分かる書類を提示することにより、接種費用が無料となります。

 
 詳しくは、熊本市HP 定期予防接種自己負担免除確認書類について(高齢者)別ウィンドウで開きます をご確認ください。

接種場所

熊本市の予防接種実施医療機関

※「高齢者の予防接種 実施医療機関名簿」を参照の上、事前に予約・確認を行ってください。

※指定医療機関には、PDF 成人用肺炎球菌ステッカー (PDF:336.2キロバイト)が掲示されています。新しいウィンドウで

※市外での接種をご希望の場合は、事前の手続きが必要です。上記メニューの「熊本市外・熊本県外で予防接種を希望する方へ別ウィンドウで開きます」をご確認ください。手続きには1~2週間要しますので、接種日までに余裕を持っていただくようお願いします。

 

接種に必要なもの

 予防接種は、接種対象者であれば、実施期間中いつでも受けることができます。(予約は必ず行ってください。)

○本人が確認できるもの(健康保険証など)

○(対象者1の方のみ)案内ハガキ(予防接種助成のお知らせ)

※65歳の方であればハガキ到着前でも接種は可能です。

※対象者1に該当する方で、ハガキが届いていない方、紛失した方は予防接種番号をお調べしますので感染症予防課にご連絡ください。

○(対象者2の方のみ)身体障がい者手帳(該当の障害で1級のもの)または医師の診断書

○(自己負担免除対象の方のみ)上記「接種費用の免除について」に記載のいずれかの書類

 

接種に関する注意点

○接種後は、医療機関から「予防接種済証」の発行を受け、接種の記録を確実に保管していただくようお願いします。 

○過去5年以内に「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」の接種を受けた方が再度接種した場合、注射部位の疼痛、紅斑、硬結等の副反応が、初回接種よりも頻度が高く、程度が強く発現することがあります。

○肺炎球菌ワクチンには、主に高齢者を対象とし今回の定期接種の対象となる「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」と、今回の高齢者用定期接種の対象とはならない「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」があります。

○過去に「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を接種したことがある方は、費用助成の対象外ですが、「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」の方だけを接種されたことがある方は、今回の高齢者用定期接種の対象となります。


副反応について

 稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。

 

予診票裏面説明文書

 以下の文書は、成人用肺炎球菌予防接種を受ける際の説明書です。ダウンロードすることにより、事前に内容をご確認いただけます。

※成人用肺炎球菌予診票裏面説明文書ダウンロード


関連ホームページ

   肺炎球菌感染症(高齢者)(厚生労働省)新しいウインドウで(外部リンク)



2.帯状疱疹定期予防接種について

 令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンが定期接種化されました。

 詳しくは、「帯状疱疹定期予防接種について別ウィンドウで開きます」をご確認ください。

3.高齢者の予防接種 実施医療機関名簿(医療機関名50音順・所在区住所50音順)

 熊本市の契約医療機関を表示しています。実施される予防接種の種類に○印がついています。名簿登録後、予防接種の実施状況が変更になっている場合もありますので、必ず電話等で事前予約をお願いします。
  なお、住所一覧が開いた後、コントロール+「F」キーを押下すると、町名・医療機関名などでの検索が可能です。

【注意】 肺炎球菌予防接種医療機関については、「こども」用の「小児用肺炎球菌予防接種」と「高齢者(原則65歳)の「成人用肺炎球菌予防接種」がありますので、区別にご留意ください。

 

◎高齢者の予防接種 実施医療機関名簿ダウンロード 



※名簿に記載のない医療機関で定期接種を希望する場合は、必ず事前に感染症予防課にご相談ください。

4.市民税非課税世帯の方で証明書が見当たらない場合

 予防接種法に基づく対象者による対象者で、市民税非課税世帯の方は、所定の通知書あるいは認定証を病院で提示すれば自己負担免除となりますが、それらの書類が見当たらない場合でも、予防接種自己負担免除対象者用予診票発行申請書兼同意書(以下「申請書兼同意書」という。)を熊本市保健所感染症予防課に提出いただき、世帯全員が非課税であることが確認できれば、自己負担免除の書類(免除対象者用予診票)を発行します。熊本市保健所感染症予防課窓口で申請いただければ、その場で確認・予診票発行することも可能です(転入者を除く)。


詳しくは「定期予防接種自己負担免除確認書類について別ウィンドウで開きます」をご確認ください。

 

5.熊本市外・熊本県外で予防接種を希望する方へ

熊本市外・熊本県外で予防接種を受ける場合について

 熊本市外・熊本県外での接種の場合は、接種前に熊本市へ申請いただく必要がございます。
 詳しくは、「熊本市外・熊本県外で予防接種を受ける場合について別ウィンドウで開きます」をご確認ください。


6.熊本市 予防接種実施医療機関向け資料

予診票裏面説明文書

 成人用肺炎球菌予診票(法定用)裏面説明書について掲載します。
 医療機関におかれましては、接種の際、必要に応じて印刷して提示いただくようお願いします。
 
※成人用肺炎球菌予診票(法定用)裏面説明書ダウンロード
 

予防接種済証(見本)

医療機関は予防接種法施行規則第四条に基づき、被接種者に対し、予防接種済証の交付をお願いします。被接種者は、予防接種済証を大切に保管しておいてください。

 
※予防接種済証(見本)ダウンロード




7.こども・おとなの予防接種・感染症情報 総合メニュー

こども・おとなの予防接種・感染症情報総合 メニュー


8.予防接種の副反応、予防接種健康被害救済制度について

予防接種の副反応、予防接種健康被害救済制度について別ウィンドウで開きます



9.【新型コロナワクチン接種】ワクチン接種証明(令和6年3月以前の接種証明)について

 新型コロナウイルス感染症予防接種証明書(ワクチン接種証明書)は、予防接種法に基づいて各市町村で実施された新型コロナワクチン接種の事実を公的に証明するものとして、被接種者からの申請に基づき交付するものです。

 旅券情報等を記載した「海外用」と旅券情報等の記載の無い「国内用」の2種類があります。

 

<対象者>

 以下の条件を満たす方

 ・熊本市が発行する接種券で接種を受けた方

 ・旅券をお持ちの方(海外用のみ)


<注意事項>
・対象者は、新型コロナワクチン接種時に熊本市に住民登録があった方に限ります。
※転出入等の事情がある方は、熊本市に住民登録があった接種分のみの発行となります。
・海外用の接種証明書は、日本国内でも有効です。
・接種記録が6件以上ある場合、そのうち直近5回分の接種記録が接種証明書に記載されます。
 

<申請方法>

 郵送申請

 

<必要書類>

1.申請書(代理人が申請する場合は、申請者情報を本人が記載したもの)
2.旅券の写し(海外用のみ)

3.本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)の写し

※送付先住所が記載されているもの

※代理人が申請する場合、代理人の本人確認書類の写しも同封してください。

4.返信用封筒 ※送付先の住所・氏名を記載し、切手を貼ったもの

5.接種記録書や接種券付属の接種済証の写し ※お持ちの方のみ

※母子健康手帳の写しや、予診票(本人控え)の写しでも可。

接種券および接種済証(例)

 ~場合によって必要な書類~
〇結婚・離婚・養子縁組等で氏名(名字)が変更になり、旅券と氏名が異なる場合
・旧姓・別姓・別名が確認できる本人確認書類の写し
(例:旧姓併記のされたマイナンバーカード、運転免許証、戸籍、住民票の写し、別名・別姓の記載のある外国の旅券など。)


<申請書>

・海外用

< 提出先(送付先)

  •  〒862-0971
     熊本市中央区大江5丁目1-1
  •  感染症予防課 行
      
 (お問合せ先) 096-364-3189

(参考)接種済証について

 「接種済証」は、ワクチンを接種された全ての方にお渡しする証書です。ワクチン接種証明書(国内用)と効力は変わりません。

 熊本市の「接種済証」は、ワクチン接種時にお持ちいただいた接種券の台紙に記載されており、ワクチン接種後、接種券の右側部分に接種したワクチン種類や日付などのシールを貼り付けて、接種者本人にお返ししています。

 





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