くまもとC生物多様性シンポジウム
【NEW】令和2年度くまもとC生物多様性シンポジウム- 熊本市では「熊本市生物多様性戦略~いきもん つながる くまもとCプラン~」に基づき、生物多様性に関する市民の理解を深め、保全活動への参加促進を図るなどの取組を進めています。
この一環として、身近な生きものや自然、生物多様性に関する取組について、活動団体と情報を共有し、広く市民の方々にも知っていただくことを目的に、シンポジウムを開催します。
開催概要【開催日時】 令和3年(2021年)2月20日(土) 13時00分から16時00分まで 【開催方法】 Web:Zoomを用いたリモート開催 会場:市役所14階大ホールで視聴可能 【参 加 費 】 無料 【定 員】 100名(先着順)(Web参加50名+会場50名) 【申込方法】 ・電話(096-328-2352) ・メール(kankyoukyousei@city.kumamoto.lg.jp) ・FAX(096-359-9945) のいずれかで必要事項を環境共生課まで 【必要事項】 団体(所属)名、氏名、電話番号、参加方法、メールアドレス(Web参加の場合必須) ☆詳しくは チラシ (PDF:827キロバイト)をご覧ください。 プログラム第1部 基調講演(13:00~14:00) 〇講師:国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林総合研究所 九州支所 森林動物研究グループ長 安田 雅俊 氏 〇内容:「くまもとの外来種-おもに哺乳類について-」をテーマに、外来生物のタイワンリスや アライグマなどの現状と共に熊本の外来種対策などについて講演していただきます。 第2部 いきもんネットの紹介・活動報告(14:00~15:00) 生きものや自然をテーマに活動をしている団体(いきもんネット )や学校のうち3団体に生物多様性に関する取組等を発表していただきます。 【発表団体】 〇熊本県シェアリングネイチャー協会 〇熊本県立熊本北高等学校 〇NPO法人コロボックル・プロジェクト 第3部 テーマトーク(15:00~16:00)「どうしたら伝わる?生物多様性」をテーマに、市民、いきもんネット登録団体、学校、行政機関など 多様な主体間で集団討論します。 注意事項・新型コロナウイルス感染症の影響により、会場での開催が中止になる場合があります。 ・会場で参加される方はマスクの持参・着用にご協力ください。 【中止】令和元年度くまもとC生物多様性シンポジウム 令和2年(2020年)2月22日(土)開催予定でした「令和元年度くまもとC生物多様性シンポジウム」は新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念されるため、中止することにしました。 大変申し訳ございませんがご了承くださいますようお願いいたします。 (参考) 新型コロナウイルス感染症について 平成30年度くまもとC生物多様性シンポジウム平成31年3月17日(日)、「くまもとC生物多様性シンポジウム」を開催しました。今年は、熊本市動植物園を会場とし、市民活動団体や学校、企業、行政機関など18団体、総計67名の方が参加し、(1)ポスターセッション(2)基調講演及びパネルディスカッションを行いました。 (1)ポスターセッションの様子 それぞれの活動・研究について、ポスターを作成し活動発表を行いました。自分たちの活動を広く知らせることができる以外にも、他の活動団体の取組を知ることができ、発表者と聞き手の対話を通して新たな気づきなどがありました。  |  |  | たくさんの方に参加いただきました。 | 高校生も大人も真剣です。 | ポスターは見やすいよう工夫していました。 |
(2)基調講演及びパネルディスカッション 熊本博物館学芸員の清水氏が「感じてみよう、身近な生物多様性」というテーマで約1時間、講演を行いました。また、パネルディスカッションでは、熊本市で生きものや自然をテーマに活動を行っている高校生や団体などが、生物多様性に関する取組の思いや今後の展望について、様々な意見を交わしました。 参加者の声(シンポジウムの感想など一部抜粋)
<学校からの意見> ・人が住みやすいように人工的に開発された場所にも生物は住んでいたが、それを人間が壊してしまっているので、自分たちで今の環境を維持、更には増進していくべき。 ・とても興味深い研究や発表を聞くことができ、あまり知らない方々との繋がりを持つことができたので、いい時間になった。 ・良い活動なので、もっと多くの方々に来ていただきたい。 ・少し参加団体が少ないと感じた。 ・会場がやや閉鎖的だったので入りにくかった。 <企業、市民活動団体からの意見> ・今回の専門分野の自然環境団体の協力のもと、自然観察会などを開催してもいいかもしれない。 ・様々な立場や年齢層の方々が、生物多様性に関する研究・調査に携わっている様子がよくわかった。 平成29年度くまもとC生物多様性ミニシンポジウム 平成28年度に引き続き、平成30年3月、「くまもとC生物多様性ミニシンポジウム」を開催しました。 今年は、熊本市動植物園の動物資料館レクチャールームを会場とし、市民活動団体や学校、企業、行政機関など20団体、総計83名の方々に参加いただき、昨年度同様ポスターセッションとワールド・カフェを行いました。 ポスターセッションの様子 生物多様性に関する取組を参加者同士で知ってもらうことを目的としてポスターセッションを行いました。参加者は熊本の生きもの、自然というテーマで活動、研究をしており、工夫を凝らした展示、ポスターを興味深く見ていました。  |  |  | ポスターセッションの様子。たくさんの方に参加いただきました。 | 実物展示など興味を引く展示に参加者同士盛り上がっていました。 | 高校生の大人顔負けの説明は、見応え・聞き応えがありました。 |
くまもとCワールド・カフェの様子 参加者同士の交流の促進を目的として、平成28年度と同様のワールド・カフェを行いました。 ワールド・カフェとは、固い会議のように緊張するものではなく、カフェのようにリラックスした雰囲気の中で、立場や活動内容、年齢など様々異なる参加者がテーマについて自由に意見を出し合い、相互に理解を深めることを目的としたグループディスカッションのようなものです。 今年度は、 「 今、あなたが活動・研究をしている、生きもの・自然・生物多様性の取組について、 他の人たちと一緒になってやってみたいこと。」 をテーマに、自由に意見交換を行いました。  |  | 今回のワールド・カフェでは、1テーブル6人で話し合いました。 | 1回あたり20分と長いようで短い時間で、自己紹介を踏まえつつテーマについて話し合ってもらいました。 |
 |  | その後、各テーブル1人を残し、自由に席替えをし、違うメンバーで再度自己紹介を交えテーマについて20分話し合ってもらいました。3回メンバーを入れ替えることで、より多くの参加者と意見交換をしました。 | 中には、自己紹介で白熱する場面も見られましたが... |
 |  | 立場や活動内容、年齢等異なりますが、「生きもの、自然、生物多様性」という同じテーマで活動、研究をしている参加者同士とても楽しそうに話し合いをしていました。 | 実施後、何名かの参加者の方に今回のワールド・カフェのテーマや感想について発表をしてもらいました。 |
ワールド・カフェ終了後、今回のテーマで感じたことなど、1人1枚ずつ紙に書いてもらいました。 <今回のテーマで感じたこと(一部抜粋)> ・他の人が行っている調査のフィールドでも調査したい。そして、似たような研究をしている人同士その情報を共有できるようにしたい。 ・子どもにどのように伝えればよいのか...。普段考えないようなことを話し合えてよかった。 ・高校生もさる事ながら中学生の参加をうれしく思いもした。中→高とテーマをつなぎながら取り組みさ れている事を伺い心強く思った。専門家の目からみれば、まだまだという点もあるかもしれないが、様々な視点での取り組みは貴重な財産であり、多くの人達と共有できればいいなと思った。 ・自分たちの研究が“生物多様性”という視点で臨めば、研究の幅が広がりそうな気がした。 など 参加者の声(ミニシンポジウムの感想など一部抜粋) <学校からの意見> ・内容については、自分が知らないものも多く、参考になったものが多かった。 ・他の学校の取組や団体の方たちがどのようなことを行っているか、分かってとてもためになった。 <企業、市民活動団体からの意見> ・いろんな分野で活動されている方と話しができてつながりができた。またこれからも一緒に活動することになりとても楽しみである。 ・みなさんの活動を詳しく聞くチャンスなので、全部ポスターを見る時間が欲しい。会場時間を早目にしてその時間をとったらどうか。場所は良かったと思う。 <行政機関、その他からの意見> ・学生の参加が多く、活気があって良かった。 ・高校生のポスターはそれぞれまとまっていてよかった。調査の重点や考察のポイントが良くわかった。 平成28年度くまもとC生物多様性ミニシンポジウム 平成29年2月、「くまもとC生物多様性ミニシンポジウム」というイベントを開催しました。 このミニシンポジウムは、熊本市内を拠点として生物多様性に関する活動・研究をしている市民活動団体や学校、関係する企業や行政機関など16の団体、総計49名の方が参加しました。 熊本市内では、市民や企業、市民活動団体など様々な主体が生物多様性に関連する取組をし、各々素晴らしい活動を展開しています。しかし、一方で市全体としての生物多様性の認知度や理解度は低い状態にあり、今後生物多様性に関する取組を推進するためにも、次世代の育成や情報の発信不足等の課題も抱えています。 そこで、今回いろいろな立場、世代間がつながり、生物多様性に関連する取組を共有し、各々の立場・視点からの生物多様性に関する意見交換を通じて、今後の取組を広げていくことを目的に開催することとなりました。 今回のミニシンポジウムでは、主にポスターセッションとワールド・カフェを行いました。参加者の生物多様性に関する取組をお互いに知ってもらうためのポスターセッションと、生物多様性に関する一つのテーマについて、自由に話し合うワールド・カフェを行いました。 このポスターセッションは、生物多様性に関する取組を参加者がお互いに知ってもらうことを目的に行いました。事前に参加者の方々には普段活動している取組をポスターにまとめてもらい、ポスターセッションを通じて立場や活動内容、世代も異なる他の参加者に説明をしてもらいました。  |  |  | ポスターセッションの様子。それぞれ興味のあるポスターを訪れて、質問や意見交換をしていました。 | 高校生が大人に研究内容を説明している様子。 | 大人が学生に生物多様性に関する取組を説明したりと、普段あまり交流する機会のない方々が、それぞれの取組を知る良い機会になりました。 |
くまもとCワールド・カフェの様子 ワールド・カフェとは、固い会議のように緊張するものではなく、カフェのようにリラックスした雰囲気の中で、参加者がテーマについて自由に意見を出し合い、相互に理解を深めることを目的としたグループディスカッションのようなものです。 今回、「くまもとのいきもの、自然、生物多様性について、もっとやってみたい!もっとこうしたい!こうなりたい!!」というテーマで、立場や活動内容、年齢など様々異なる参加者同士が話し合いをしました。  |  | 参加者のほとんどの方はワールド・カフェがはじめて。そのため、まずはワールドカフェの流れについて説明がありました。 | 説明後、ワールドカフェがスタートしました。参加者は立場や活動内容、年齢などが様々異なるため、まずはお互いの自己紹介から。 |
 |  | 自己紹介後、テーマについて自由に話し合いをしてもらいました。 | 15分程度話し合った後、各テーブル1人を残し、自由に席替えをし、違うメンバーで再度テーマについて話し合いをしてもらいました。それを2回繰り返し、多くの参加者と意見交換をしました。 |
 |  | 最初、緊張して話が堅くなっていましたが、時間を重ねるにつれて、みなさん自由に、そして楽しそうに意見交換をしていました。 | 意見交換終了後、今回のテーマで感じたことやワールド・カフェの感想など、1人1枚ずつ紙に書いてもらい、模造紙に集めました。 |
 |  | 紙に書いてもらった意見の中で、参加者の方から何人か発表もしてもらいました。 | 参加者の方に書いてもらった紙を集めた模造紙。(その1) |
 |  | 参加者の方に書いてもらった紙を集めた模造紙。(その2) | 参加者の方に書いてもらった紙を集めた模造紙。(その3) |
参加者の声<ポスターセッションについて> ・高校生の研究の内容など、とても興味深く、おもしろかった。 ・知らなかった企業や団体の取り組みポスターに触れ、参考になった。 ・もっと詳しくそれぞれの活動を知りたい。 ・学生や専門家、企業、団体などのさまざまな意見や質問を聞くことができ、参考になった。 ・多くの方と交流ができ、良かった。 ・楽しかった。このような活動が活発になれば良い。 ・今後、広げるための対策を(マスコミ公開など) ・展示ブースに名前を書いてほしかった。 ・ポスターと製作者を一致させたかった。 ・パネル間の距離が少し狭かった。 など
<くまもとCワールド・カフェについて> ・色々な所属、立場、年齢の方々と意見交換する機会がなく、とても新鮮で、参考になった。また、 自分の意見を話すことも、改めて考えをまとめるということにつながった。 ・高校生の参加が多かったことがとても良かった。そして、高校生の活動や意見がとても興味深く、力強く感じた。 ・大人が話す時間が長く、もっと学生の意見を聞きたかった。 ・課題を設定し、解決策を考えるほうが分かりやすい。 ・答えを出さない、まとめないのではなく、答えを出さない、まとめなくても良いとしたほうが良い。まとめた方が連帯感が生まれたかも。 ・今後広く参加を募る場合は、集まりやすい場所のほうが良い。また、野外などでやってみてもおもしろそう。 ・もう少しずつ時間が長くても良かった。 ・様々な年齢、所属の方と話が出来る機会をもっと増やしてほしい。 など
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