年末年始のHIV(エイズ)検査・相談体制について
年末年始の検査・相談体制は次のようになります。ご注意ください。
【年末】
2024年の最終検査日は12月19日(木)
2024年のWEB予約終了日は12月12日(木)11:00
【年始】
2025年の検査開始は1月7日(火)から(1月6日(月)から電話のみで予約を受付けます)
2025年のWEB予約開始は1月5日(日)00:00から(1月14日(火)からの予約分です)
もし、感染が分かったら
検査の結果、HIVに感染していることが分かったら、まずは今の身体の状態を知ることが大切です。専門の医療機関をご紹介しますのでなるべく早く受診することをお勧めします(保健所が本名や住所を聞くことはありません)。
ご希望であれば医療機関へ受診する際に相談員が同行することも可能です。
関係者には守秘義務があり、相談内容や結果が外部に出ることはありませんので、安心してご利用ください。
HIVに感染しても約10年は症状が出ないため、検査を受けなければHIV感染の有無はわかりません。
現在のエイズ治療は、「HAART療法(抗HIV薬多剤併用療法)」が中心です。複数の薬を組み合わせて、毎日決まった時間に飲みます。適切な時期に治療を始めることで、エイズの発症を抑えることができるようになり、多くの方が治療を受けながら働いています。しかし、治療は一生継続しなければなりません。治療が遅れれば亡くなってしまうことも多く、また、通院や服薬の負担もあります。
やっぱり、予防が大切です。
HIVに感染していても、治療を受けている人からは他の人への感染がおこりにくいことがわかっています。標準予防策※で対応できるため、一般の医療機関での診療も可能です。
※標準予防策(スタンダードプリコーション)とは、感染症の有無にかかわらず、すべての人は病原体を保有していると考え、患者の血液、体液、分泌液、排泄物および創部や粘膜を、感染の可能性のある物質とみなし、手指衛生をおこなったり防護具を用いることなどにより、患者と医療従事者双方における医療関連感染の危険性を減少させるために. 標準的に講じる感染対策のことです。
もっと情報がほしい方へ
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Futures Japan ~HIV陽性者のための総合情報サイト
HIV陽性者にとって役に立つ情報が、必要なタイミングで手に入り、簡単に探し出すことができるポータルサイトです。全国のミーティング・イベントのカレンダーや、今日・明日かけられる電話相談、全国のHIV陽性者のブログの最新記事や、HIV/エイズ関連ニュースもお届けしています。 |
陽性告知後に役立つ情報が掲載されています。
HIV/エイズについて不安に思ったとき。セイファーセックスについて知りたいとき。検査してみようか迷っているとき。陽性という結果を受け取ったとき。あなたの身近にいる人が悩んでいるとき。このサイトは、一人ひとりが自分なりのリアルな現実に向き合うことを応援する、HIV/エイズの総合情報サイトです。ゲイ・バイセクシュアル男性をはじめ、全ての人にすぐに役立つ予防・検査・相談・支援の窓口や基礎知識などを掲載しています。 |
よくある質問Q&A
HIV(エイズ)検査全般
感染の機会から3ヶ月経っていない場合は、検査を受けても意味がないのですか?
HIV(エイズウイルス)は、感染してもすぐには検査で反応が出ません。
HIVに感染している場合は、約1ヶ月程度で検査で反応が出るようになるため、感染の機会から1ヶ月以上経っての検査であれば、早期発見につながることがあります。
逆に、HIVに感染をしていない場合は、感染の機会から3ヶ月以上経過してからの検査で反応が出ないこと(陰性)により、確実に感染を否定できます。
熊本市保健所では、感染のリスクが高い方や、不安の強い方には、感染の機会から1ヶ月経ったころに一度HIV(エイズ)検査を受けられて、3ヶ月以上経過してから再度検査を受けられることをおすすめしています。
検査費用はいくらですか?
全国の保健所でのHIV(エイズ)検査は、無料です。
検査結果の証明書を発行してもらえますか?
熊本市保健所でのHIV(エイズ)検査は、匿名検査なので、結果の証明書は発行していません。検査結果は面談でお伝えしますが、その際、ご本人用の検査結果の控え(診断書や証明書としては使えません)をお渡しすることは可能です。
検査を受ける前に、ご飯を食べて来てもいいですか?
HIV(エイズ)検査に食事は影響しません。逆に、空腹や脱水状態では、スムーズに採血ができないことがありますので、お食事は普段通りにとられてください。
生理中でもHIV(エイズ)検査を受けられますか?
生理はHIV(エイズ)検査に影響しませんので受けられます。ただ、採血をしますので、体調が優れない時の検査はおすすめしません。
エイズ以外の性感染症の検査も一緒に受けられますか?
熊本市保健所では、HIV(エイズ)検査をされた方で、希望される方に限り「梅毒」の無料検査を行っています。ただし、以前に梅毒に感染して治療をされた方が治ったかどうかの判定はできません。結果は後日、お電話またはメール*で通知します。(*WEBで申請された場合)
一緒に検査を受けたパートナーの結果を代理で聞きたいのですが?
2名以上での受検は可能ですが、検査結果は原則、ご本人にのみ通知しますので、代理の方へのお伝えはできません。
予約について
友達やパートナーなど、代理の人に検査予約をしてもらってもいいですか?
HIV検査は、検査を受ける本人の同意が必要ですので、代理の方からの予約は受け付けておりません。また、予約受付時に注意事項をお伝えしますので、検査の予約はご本人がするようにしてください。
友達やパートナーと一緒に検査を受けたいのですが、一緒に予約できますか?
2名以上での予約は可能ですが、必ず、検査を受ける全員が、検査の受け方を確認し、検査を受けることに同意した上でお申込みください。WEB予約については、お電話にてご相談ください。また、予約の空き状況によってはご希望に沿えない場合があります。
希望の時間が空いていなかった場合、キャンセル待ちはできますか?
保健所から、キャンセル待ちの方へのご連絡はできません。後日、改めてご連絡いただくか、他の時間帯の検査をご検討ください。
その他、HIV検査についての質問についてはこちら HIV検査Q&A(外部リンク)
※メールでのご質問の場合は、「city.kumamoto.lg.jp」からのメールを受信できるよう設定されているかを確認してから送信してください。
ゲイ・バイセクシャル男性向け情報
Safety Blanket 熊本発のゲイ支援サークルです。
茶話会や熊本市との協働でエイズ啓発活動を行っています。
こうぞう got HIV検査!~熊本市保健所での受け方を紹介~
Safety Blanket代表、こうぞうが熊本市保健所でのHIV検査をリポート!
検査へ行くことに不安を感じている人は、ぜひ見てみてください!
HIVマップ (外部リンク)
HIV/エイズについて不安に思ったとき。セイファーセックスについて知りたいとき。検査してみようか迷っているとき。陽性という結果を受け取ったとき。あなたの身近にいる人が悩んでいるとき。
このサイトは、一人ひとりが自分なりのリアルな現実に向き合うことを応援する、HIV/エイズの総合情報サイトです。
ゲイ・バイセクシュアル男性をはじめ、全ての人にすぐに役立つ予防・検査・相談・支援の窓口や基礎知識などを掲載しています。
HACO(外部リンク)
ゲイ・バイセクシャル男性を中心にセクシャルマイノリティの方が自由に使える、福岡市博多区にあるオープンスペースです。
サイトには、HIV/エイズ情報や、全国のコミュニティセンターやHIV陽性者サポート団体のリンクもあります。
パープル・ハンズ (外部リンク)
性的マイノリティや多様なライフスタイルを生きる人びとの、学び合い、仲間作り、相談・コンサルティングと、高齢期も助け合うコミュニティ作りを目指すNPO「パープル・ハンズ」のホームページです。
医療機関におけるHIV検査にご協力お願いします
HIV(エイズ)の診療を専門としない医療機関の方へ
エイズ医療の目覚ましい進歩により、HIV の早期発見と早期治療が患者のQOL(生活の質)の向上に大きく寄与するようになりました。
近年、保健所や医療機関での検査で早期発見される例が増えていますが、エイズ発症後に見つかる例も多く、全国の報告数の約3割を占めます。
これまでにエイズ発症例として届出があった中には、過去に性感染症や日和見感染症での受診経験があった方もおられます。
また、医療機関から保健所の無料・匿名検査を紹介していただいたにも関わらず、患者自身の判断で利用せず発見が遅れた例もあり、医療機関での診療時における HIVスクリーニング検査は、早期発見のための大変貴重な機会と捉えております。
なお、「性感染症の疑いまたは既往があるとき」の HIV検査や「HIV感染またはエイズ発症を疑う症状があるとき」の HIV検査は、保険適用となります。
医療機関でのHIV検査の実施について、ご検討・ご協力いただきますようお願いいたします。