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熊本市性感染症情報

最終更新日:
(ID:25466)
近年、熊本市は性感染症感染者の増加が止まりません。こちらのサイトでは昨年の性感染症の感染状況を発信しています。

熊本市性感染症感染状況

性感染症の症状については厚生労働省「性感染症とは」別ウィンドウで開きます(外部リンク)をご覧ください。

以下の性感染症の発生動向(昨年分)についてお知らせします。

※「熊本市の性感染症(STI)感染情報」のフライヤーはこちらをダウンロードしてください。

 【全数把握】

  • 梅毒
  • HIV/エイズ

 【定点把握】

  • 性器クラミジア感染症
  • 淋菌感染症
  • 性器ヘルぺスウイルス感染症
  • 尖圭コンジローマ

熊本市 梅毒感染状況

梅毒は5類感染症で全数把握の感染症です。

「全数把握」について別ウィンドウで開きます(外部リンク)

1943年にペニシリンという抗生物質による治療が可能になって以来、梅毒の発生は激減しましたが、近年、国内で報告数が急速に増えています。2025年の国内報告数は13,196人(速報値)となり、届出制となって(1999年)から4番目に多い報告数となりました。
熊本市も同様で、2025年は133人と前年より減少しましたが、まだまだ高い水準が続いています。

全国的にも、若い女性の報告数が増えています。妊婦がかかると胎児に影響し、死産先天梅毒の危険性もあり、注意が必要です。

引用元:政府インターネットテレビ (動画)

こんな症状に心当たりありませんか?予防と検査でストップ!梅毒別ウィンドウで開きます(外部リンク)

引用元:政府広報オンライン

梅毒患者が急増中!検査と治療であなた自身と大切な人、生まれてくる赤ちゃんを守ろう別ウィンドウで開きます(外部リンク)

全国・熊本市の梅毒報告数年次推移


このグラフは、全国と熊本市における梅毒の報告数を年ごとに示したものです。

全国では2010年代後半から増加が続き、2021年以降は急増し、2023年には過去最多となりました。熊本市でも同様に増加しており、近年は男女ともに増え、特に女性の増加が目立っています。

梅毒は早く見つけて治療すれば治る感染症です。
感染が増えている今、早めの検査と受診が大切です。

※数値は医師からの届出による報告数です。
※2025年は速報値ですので変動することがあります。

 

年代別・性別

熊本市で報告された梅毒患者を年代別・性別に整理したところ、以下のような特徴がみられました。


■ 主な傾向

1. 20~30代の男性で特に多い

男性は、若年層から中年層にかけて感染者の多い傾向がみられます。

2. 女性は20代が最多

女性は 20代が最も多く、次いで30代、40代が続いています。
妊娠可能年齢層での報告が中心であり、妊娠前後の検査と早期受診の重要性が高まっています。

3. 40代以降でも幅広い年代で報告

男女ともに40代以上の世代からも報告があり、特定の年代に偏らず幅広い年代で感染が確認されています。

4. 高齢層にも感染例あり

70代以上でも男女ともに報告があり、性行動の多様化や検査機会の増加も背景として考えられます。

5. 0歳の報告は「先天梅毒」

0歳で報告された例は、**妊娠中に母体から胎児へ感染する「先天梅毒」別ウィンドウで開きます(外部リンク)**によるものです。

政府広報オンライン 梅毒が赤ちゃんに!?別ウィンドウで開きます(外部リンク)

先天梅毒は妊婦検査や早期治療で確実に予防できるため、
妊娠を希望する方・妊娠の可能性がある方は早めの検査・治療が特に重要です。

梅毒は治療可能な感染症ですが、症状が分かりにくく、気付かないまま感染が広がることがあります。
また、妊娠中の感染は先天梅毒のリスクにつながるため、若い世代を中心とした検査の普及と、妊娠期の確実なスクリーニングが重要です。

心当たりがある方や検査をご希望の方は、早めの受診・検査をお勧めします。

  

 熊本市保健所での検査について

熊本市保健所のHIV(エイズ)検査を受けた方が梅毒検査もあわせて受けることができます。

 採血をして、血液中に梅毒の抗体があるかどうかを、2種類の方法で調べます。
 感染してから3~6週間後に検査でわかるようになります。
 熊本市保健所ではRPR法とTPLA法の2種類の検査方法を組み合わせて調べます。

 検査の結果について

RPR法とTPLA法それぞれの結果の組み合わせにより解釈します。

 

 RPR法 TPLA法 結果の解釈
 陰性(ー) 陰性(ー)

・梅毒に未感染

・まれに梅毒感染初期

 陽性(+) 陰性(ー)

・生物学的偽陽性*

・梅毒感染初期

 陽性(+) 陽性(+)

・梅毒

・梅毒治癒後

 陰性(ー) 陽性(+)

・梅毒治癒後

・ごくまれに梅毒感染初期

 *生物学的偽陽性:膠原病、結核、慢性肝疾患、HIV、妊婦、高齢者等において、梅毒に感染していなくても抗体が偽陽性になることがあります。

 リンク

熊本市 定点把握性感染症発生動向


定点報告医療機関:泌尿器科4ヶ所、婦人科2ヶ所

「定点把握」について別ウィンドウで開きます(外部リンク)

注意:定点の報告数なので実際の発生数とは異なりますが、流行の傾向はわかります。

熊本市で報告されている性感染症の動きを見ると、性器クラミジアと淋菌感染症は、いったん少なくなった時期がありましたが、ここ数年はまた増えてきています。令和7年は、この20年の中でも多い年となり、特に若い世代で多い感染症です。

一方で、性器ヘルペスや尖圭コンジローマは、年ごとの差はありますが、長い目で見ると大きく増えたり減ったりはしていません。

性感染症は、自分では気づかないうちに感染していることがあるのが特徴です。
「心当たりがある」「不安がある」ときは、早めの検査がとても大事です。検査を受けることは、自分を守るだけでなく、周りの人を守ることにもつながります。

定点把握性感染症患者数の割合(10代未満を除く)

性器クラミジア感染症感染状況

  • クラミジア割合


性器クラミジア感染症の年齢構成を見ると、女性は20代が約65%で最も多く、10代が約18%、30代が約13%。
このため女性は10~20代で約8割強を占め、より若年層に偏るのが特徴です。
男性は20代が約53%で最多、30代が約20%、40代が約14%、10代が約8%。
女性に比べて30~40代の比重が高い一方、全体としては若年層中心の感染がうかがえます。
不安があるときは早めの検査・受診を。
※このグラフは「割合(%)」で、「男女それぞれ合計は100%」です。

性器クラミジア感染症の詳細についてはこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)

淋菌感染症感染状況

  • 淋菌割合


淋菌感染症は、女性は10〜20代が多く、合わせて約8割を占めています。
男性は20代が一番多く、その次に30〜40代が続きます。
どちらも若い世代に多くみられる感染症です。不安があるときは早めの検査・受診を。
※このグラフは「割合(%)」で、「男女それぞれ合計は100%」です。

淋菌感染症の詳細についてはこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)

性器ヘルペス感染症感染状況

  • ヘルペス割合


性器ヘルペスは、女性は20〜30代が中心で、あわせて約6割を占めています。
男性は20代〜40代に広く分布しており、特定の年代に偏りにくいのが特徴です。
どの年代でも起こりうる感染症なので、気になる症状がある時は早めに受診しましょう。
※このグラフは「割合(%)」で、「男女それぞれ合計は100%」です。

性器ヘルペス感染症の詳細についてはこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)

尖圭コンジローマ感染症感染状況

  • コンジローマ割合


尖圭コンジローマは、女性は20代が最も多く全体の6割を占めています。
男性は20〜30代が中心で、この2つの年代で約7割になります。
どちらも若い世代で多い感染症です。気になる症状があれば、早めの受診が大事です。
※このグラフは「割合(%)」で、「男女それぞれ合計は100%」です。

尖圭コンジローマの詳細についてはこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)

熊本県 HIV/エイズ感染状況

HIV/エイズは5類感染症で全数把握の感染症です。

「全数把握」について別ウィンドウで開きます(外部リンク)

熊本県の2025年までの累計報告数は、患者105人、感染者147人の計252人となりました。

熊本県の新規報告数は2022年に急増しました。その後いったん減少したものの再び増加傾向となっています。

また、エイズを発症してからHIV感染が判明する「いきなりエイズ」の割合が、全国平均(3割程度)と比べて高く(4割程度)なっています。

HIV(エイズ:後天性免疫不全症候群の原因ウイルス)に感染して、何の治療もしないと5~10年の潜伏期間を経てエイズを発症します。

早期発見早期治療が重要です➡U=U(ユーイコールユー)別ウィンドウで開きます(外部リンク)

エイズってどんな病気?別ウィンドウで開きます

患者感染者報告数年次推移

※2025年(R7)の報告数は速報値です。変動することがあります。


年代別・性別

令和7年に熊本県でHIVやエイズと診断された方の状況を、年齢と性別ごとにまとめたグラフです。
20代から30代の方に多く、特に男性が多いことが分かります。
若い年代では、体調に大きな変化が出る前にHIVとして見つかるケースが多い一方、40代以上では、症状が出てから診断される場合もみられます。
年齢に関係なく、早めに検査を受けることが大切です。

熊本市保健所での検査について

熊本市HIV(エイズ)検査・相談別ウィンドウで開きますをご覧ください。




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