託麻新四国八十八ヶ所巡り
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【認定の名称】託麻新四国八十八ヶ所巡り 【保存継承活動団体】たくま八十八ヶ所巡り実行委員会 【文化資源の成立年】大正15年(1926) 【保存継承活動の開始年】大正15年(1926) 【文化資源の所在地】熊本市東区託麻三山(神園山・小山山・戸島山)一帯 【認定の分類】その他の生活文化 【郷土文化財認定日】令和3年(2021年)7月9日 |
文化資源の概要
託麻新四国八十八ヶ所巡りは、大正15年(1926)に四国の八十八ヶ所巡りを模して託麻三山一帯に開設された札所を巡礼することです。
託麻には古くから弘法大師伝説があり、神園山麓には大師伝説発祥の地となった桜井硯の池と大師堂があります。この大師堂へ通って自身の病気平癒を祈願した上野富八氏が、心願成就したとして託麻三山一帯に四国八十八ヶ所巡りを模して札所開設を目指したものが託麻の札所です。
上野氏は地域の協力者とともに札所開設に尽力し、およそ30年の歳月をかけて大正15年(1926)に88ヶ所の札所を開設しました。この札所は地域住民が所有者となって開設されているという特徴があり、現在も地域で大切に守り伝えられています。
毎年4月第一土曜日には、現存する84ヶ所の札所全てを巡る集団巡礼が実施されており、令和2年(2020)策定の熊本市歴史的風致維持向上計画において、維持向上すべき歴史的風致8つのうちの一つとなっています。
主な保存継承活動
・集団巡礼(4月第一土曜日)
・地域学習への活用
ロゴマーク
リンク集
・郷土文化財制度について
・熊本市歴史的風致向上計画(くまもと歴史まちづくり計画)
お願い
下記札所につきましては立入りできませんのでご了承ください。
19番札所、29番札所、44番札所、64番札所、69番札所、74番札所