スマートシティくまもとの推進
AIやIoT、ビッグデータ等(以下「 ICT 等の新技術」)を活用して社会課題の解決を図り、都市の機能やサービスを効率化・高度化していく「スマートシティ」の取組が世界中で行われています。本市においても、人口減少・少子高齢社会の進行による将来的な資源制約が想定されており、限られた資源の中で、地域が抱える様々な課題に対応していくことが求められています 。
このような中、誰もが快適で利便性の高い暮らしを実感できる持続可能なまちを実現するため、ICT等の新技術を活用し、多様な市民ニーズに対応したサービスの提供や都市機能を効率化・高度化することにより、地域の課題を解決し、持続的で上質な市民生活・都市活動を実現するまち、すなわち、スマートシティの取組を推進していくことが必要です。また、この取組はICT等の新技術をツールとして活用するだけではなく、産学官が連携し、民間企業等や大学、市民などの多様な主体が持つ知恵や技術を生かすことで、分野横断の取組など、これまでにない枠組での課題解決や持続的な都市経営へとつながることも期待されています。
こうしたことから、本市が描くスマートシティの目指すべき姿や課題を明確にするとともに、民間企業等や大学、市民と共有することで、地域が一体となってスマートシティの推進に取り組んでいくことを目的として、令和4年3月に「スマートシティくまもと推進戦略」を策定し、フェーズ1としてスマートシティの基礎づくりに取り組みました。
令和6年3月には、この推進戦略を統合する形で「 くまもと DX アクションプラン 」を策定し、引き続き、推進戦略のロードマップで掲げたフェーズ2として 、地域課題の解決に向け、分野横断的な更なる取組を進めています。
【参考】スマートシティくまもと推進戦略(対象期間:令和4~5年度)