認知症高齢者等SOSネットワーク事業とは
認知症は誰もがなりうるものであり、認知症への正しい理解を深め、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活ができるようなまちづくりが重要です。
認知症の方やその疑いがある方のなかには、記憶力や判断力が低下し、場所を間違えることもあり、自宅に帰ることができなくなることがあります。
そのため、行方不明になった場合には、生命を守るためにできるだけ早く発見する必要があります。また、日ごろから、行方不明になることを防ぐための見守りが必要です。
本市では、行方不明になる可能性がある在宅の認知症高齢者等を対象に、以下の2つの事業を実施しています。
(1)認知症高齢者等事前登録
事前に本人の氏名・生年月日・住所・特徴・写真などを熊本市に登録します。もしも行方不明になった場合には、関係機関に情報提供を行います。それにより、情報伝達の迅速化、発見の可能性の向上、発見までの時間の短縮を目指します。
(対象者)
ア 医師から認知症と診断された満65歳以上の者
イ 医師から認知症と診断された65歳未満の者
ウ 認知症と診断されていないが、記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害その他の認知症が疑われる症状のある者
(登録費用)
無料
(申込書)
様式第2号)事前登録用写真台帳
(ワード:21.9キロバイト)
様式第5号)登録内容変更・廃止届出書
(ワード:15.3キロバイト)
(2)どこシル伝言板
上記「認知症高齢者等事前登録」を利用される方で、ご希望の場合には、見守りシールを交付します。
本人の衣類や所持品などにQRコードが貼付されたラベル・シールを張り付けておきます。行方不明になった際に、どなたかがQRコードを読み取ると、事前に登録している家族等のメールアドレスに発見通知が届きます。
QRコードを読み取った方は、どこシル伝言板のサイトにつながります。お互いに匿名でチャット形式でやり取りができますので、個人情報が開示されることはありません。
(イメージ)
※このQRコードを読み取ると、40秒程度の紹介動画が見れます。
(対象者)
(登録費用)
無料
※追加でラベル・シールを発注される場合は、費用が発生します。
(申込書)