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【報道資料】ハダカデバネズミ・ダマラランドデバネズミを一般公開します

最終更新日:2023年6月26日
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報道資料

  この度、熊本大学 大学院生命科学研究部 老化・健康長寿学講座 三浦研究室から、ハダカデバネズミ11頭とダマラランドデバネズミ4頭が提供されました。ハダカデバネズミとダマラランドデバネズミは、アリやハチなどのように、真社会性と呼ばれる分業制の社会を形成します。真社会性の特徴をもつ哺乳類は,ハダカデバネズミとダマラランドデバネズミのみです。
 ダマラランドデバネズミは国内の動物園で初の飼育となります。また、現在ハダカデバネズミを飼育している動物園は九州にはありません。この度、施設整備が終了し、飼育環境に馴らす訓練も概ね順調に進んでいるため、令和5年(2023年)6月30日より一般公開いたします。


1 飼育展示する目的

 (1)真社会性の集団で、女王、王、ワーカーや兵士等分業制をもち、行動様式が多様で観察価値が高いためです。

 (2)特徴的な生態や熊本大学での老化耐性・がん化耐性・真社会性に関する研究内容は教育的価値が高く、来園者へ生態や研究成果の情報発信

    について大学と連携して実施していきます。


2 ハダカデバネズミについて

  アフリカ東部(ケニア・エチオピア・ソマリアなど)の乾燥地帯に生息。家族単位の大きな群れ(平均75匹・最大300匹)で生息する

  真社会性動物で、感覚毛以外の体毛がないことが特徴です。体重は30~80g。体の大きさに比べて非常に長寿であり(最大寿命37年)、

  がんにかかりにくいことが知られているため、医学研究で注目されています。


3 ダマラランドデバネズミについて

  アフリカ南部(南アフリカ・ナミビア・ボツワナなど)のカラハリ砂漠一帯に生息。家族単位の群れ(平均12匹・最大40匹)で生息する

  真社会性動物で、褐色~黒色の体毛で覆われ、頭部に白い模様があることが特徴です。体重は100~280g。最大寿命は20年と

  ハダカデバネズミほどではないものの比較的長寿な種として知られています。


4 公開日時

  令和5年(2023年)6月30日(金曜日) 午前10時

  (当日は、熊本大学の三浦教授をお招きし、午前10時~11時に報道対応を行います。)



5 公開場所

  動植物園 いきもの学習センター



6 当園以外の国内の動物園での飼育状況(日本動物園水族館協会への登録数 2023/6/21現在)

  ハダカデバネズミ:5園館264頭(オス60、メス53、不明151)

  ダマラランドデバネズミ:他園館での飼育はありません












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