報道資料
熊本市南区で発生した救急事案において、水中を歩行する運動中に突然倒れ、心肺停止状態の傷病者に対し、施設利用者と施設職員による見事な連携で応急手当を実施したところ、救急車到着時には心拍及び自発呼吸が再開していました。今回、熊本市南消防署では、突然の出来事にも関わらず連携協力して行われた救命活動に敬意を表し、下記のとおり消防署長表彰を行いますので、お知らせします。
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1 日 時 令和5年(2023年)12月7日(木)10時00分~10時30分
2 場 所 熊本市南消防署(南区平田2丁目13番1号)
3 表彰受賞者
⑴ 施設利用者 中川 喜久夫(なかがわ きくお)様
中田 義行 (なかた よしゆき)様 ※元熊本市消防局職員
⑵ 一般財団法人 熊本市文化スポーツ財団
加川 純子 (かがわ じゅんこ)様
中川 喜登治(なかがわ きとし)様
土田 まゆみ(つちだ まゆみ) 様
宮本 由紀 (みやもと ゆき) 様
後藤 順子 (ごとう じゅんこ)様
4 表彰授与者 南消防署長 消防監 秋吉 卓(あきよし たかし)
5 概 要
令和5年(2023年)10月9日(月)10時27分頃、熊本市南区荒尾2丁目1番1号アクアドームくまもと(熊本市総合屋内プール)で、
水中を歩行する運動中に意識を失い、突然倒れた男性傷病者(以下「傷病者」という。)を、同プールで泳いでいた施設利用者が発見し、
近くにいた施設利用者と駆けつけた当該施設職員とともに、傷病者をプールサイドに引き上げたものの、呼吸をしていない状態であったため、
協力して胸骨圧迫の実施、AEDの準備及び119番通報を実施したものです。
施設利用者が胸骨圧迫をしていたところ、傷病者に自発的な体の動きがあり、自発呼吸が再開したため観察を継続し、現場に到着した
救急隊へ引き継いだものです。
なお、傷病者は病院へ搬送、現在は後遺症など無く回復され退院し社会復帰されています。
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