報道資料
令和5年(2023年)11月24日(金)に文化審議会(佐藤 信(さとう まこと) 会長)より重要文化財指定の答申を受けた「吉田松花堂」について令和5年(2023年)12月10日(日)13時より特別公開を実施します。 |
1.吉田松花堂の指定答申概要
(1)名 称 吉田松花堂
(2)指定対象 以下の9棟及び土地
主屋(おもや)、十五畳(じゅうごじょう)、大玄関(おおげんかん)、書院(しょいん)、茶室(ちゃしつ)、
旧(きゅう)御浴室(およくしつ)及(およ)び御便所(おべんじょ)、下台所(したのだいどころ)、土蔵(どぞう)、表門(おもてもん)
(3)所 在 地 中央区新町4丁目1-48
(4)所 有 者 個人
(5)概 要
吉田松花堂は伝統薬「諸毒消丸」の製造・販売を営む商家の上質な意匠を持つ大規模な邸宅である。伝統薬の店舗・製薬所である主屋は
明治11年建築の意匠的に優れた町屋であり、同時期建立の土蔵を含め近代の商家の構えを遺す。敷地の東側には十五畳や茶室などの
賓客の宿泊施設にもなった上質な近代和風建築群が遺る。
(6)指定基準 意匠的に優秀なもの、歴史的価値の高いもの
2.特別公開について
(1)実施主体 主催:熊本市文化財課 共催:吉田松花堂
(2)日 時 令和5年(2023年)12月10日(日)13時~16時 ※小雨決行
※中止の場合は「吉田松花堂」の特別公開について / 熊本市ホームページ(city.kumamoto.jp)等でお知らせします
(3)場 所 吉田松花堂(中央区新町4丁目1-48) 下記図の通り
(4)公開内容
北側の土間で受付後、東側(電車通り沿い)の木戸より入っていただき、建物と一体的に整備された庭園及び建物の外観を見学できます。
また、十五畳と茶室については所有者の御厚意により特別に内部を公開いたします。
(5)費 用 無料
(6)そ の 他
・見学可能なエリアと非公開エリアはカラーコーン等で仕切っておりますので、非公開エリアへの立ち入りや撮影等は御遠慮ください。
・飲食、喫煙、ペットの同伴は御遠慮ください。
・駐車場の御用意はありませんので、公共交通機関を用いてお越しください。
・石畳など段差や滑りやすい箇所が多くありますので御注意ください。
・所有者がお住いで営業中の建物です。大声を出すなどの行為はお控えください。
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