熊本市では、半導体受託生産最大手であるTSMCの熊本県への進出を契機とし、スピード感を持った用地確保を進めるため、3つの整備事業者と連携し、半導体関連産業の集積に向けた産業用地の整備を進めています。
整備面積は全体で約48ha、分譲面積は約20haを予定しており、令和7年(2025年)12月~令和8年(2026年)6月の造成完了を予定しています。
整備箇所は、高速道路インターチェンジや空港に近接しており、ソニーセミコンダクタマニュファクチュアリングやJASM等、半導体関連企業が多く立地しているセミコンテクノパークへのアクセスも抜群の立地となっております。
産業用地をお探しの皆様、本市への立地を是非ご検討ください。
整備中の産業用地と整備事業者
産業用地 | 分譲面積 | 整備事業者※()内は構成事業者 |
(1)戸島町北地区産業用地 | 約99,000平方メートル (約30,000坪) | (株)林倉庫 ((株)オフィスバークレー、(株)サンズ、(株)白馬物流 (有)林商店、和久田建設(株)) |
(2)戸島町東地区産業用地 | 約38,000平方メートル (約12,000坪) | (株)ジョイント ((株)アスク工業、戸田建設(株)) |
(3)北熊本スマートインターチェンジ西地区産業用地
| 約65,000平方メートル (約20,000坪) | 福岡地所(株) ((株)サンケイビル、(株)都市開発、前田建設工業(株) (特非)健康生活応援くまもとプロジェクト) |
※今回の産業用地の整備は、整備事業者が主体となって開発を行う手法です。
具体的な用地取得、造成工事、用地分譲等はすべて整備事業者が実施します。
熊本市は整備事業が円滑に進むよう、企業誘致や各種手続き等ついて、必要な支援を行います。
アクセス抜群!~3つの産業用地のご紹介~
(1)戸島町北地区産業用地
(2)戸島町東地区産業用地
(3)北熊本スマートインターチェンジ西地区産業用地
立地対象施設
1.対象業種:製造業、道路貨物運送業、こん包業、倉庫業、機械設計業、不動産賃貸業 2.対象施設:工場、物流センター、研究開発施設及びその附帯施設 3.対象分野:原則、半導体関連産業(A) ※全体面積の過半を超えない範囲で(B)も可。 ア)半導体、半導体製造・検査装置、関連部品及び材料等の製造、設計及び研究開発 イ)半導体を搭載した製品の製造及び研究開発 ウ)半導体等の流通- 熊本県地域未来投資促進法基本計画の地域の特性及びその活用戦略に定める分野(B)
ア)本県の「くまもとの赤」等の特産物を活用した稼げる農林水産業分野 イ)本県の阿蘇地域の山々や天草地域の海等の自然環境を活用した自然共生型産業分野(アグリ・バイオ・ヘルスケア等) ウ)本県の半導体、輸送用機械、食品・医薬品・医療機器等の産業集積を活用した成長ものづくり分野 エ)本県のBPOセンターやコールセンター等の産業集積を活用した情報通信関連分野 オ)本県の阿蘇くじゅう国立公園等の観光資源を活用した観光・スポーツ分野 カ)本県の熊本県産業技術センターや熊本県IoT推進ラボ等のノウハウを活用した第4次産業革命分野 キ)本県の熊本地震で学んだ教訓を活用したBCP対策関連分野 ク)本県の熊本空港や八代港、熊本港、熊本駅等の交通インフラを活用したまちづくり分野