ご入院される方へ
入院をご案内された場合、以下の準備物をご参照ください。
手続きに必要なもの
□ 診察券(お持ちの方)
□ 各種健康保険証等
□ 印鑑
入院生活に必要なもの
□ 携帯電話
□ 携帯電話の充電器
□ 現在飲まれているお薬・お薬手帳
□ 下着(病院によっては洗濯機が使用不可の場合がありますので、多めにお持ちください。)
□ パジャマ もしくは部屋着
□ 履物
□ ペットボトルのお茶やお水など、2~3 本程度(入院後ご購入可能な病院もありますが、病院スタッフが 代行購入するため入院直後の買出しは難しい場合があります。 )
□ 電子機器:イヤホン(TV 視聴用)
□ その他日用品:歯ブラシ、歯磨き粉、ティッシュペーパー、タオル、バスタオル、 洗濯洗剤、洗濯物干し用ハンガー、洗面道具(シャンプー、リンス、ボディソープ等)、コップ、眼鏡、コンタクト、補聴器、義歯、髭剃り、生理用品、ドライヤー等
□ マスク (不織布)
※刃物などの危険物の持ち込みはお断り致します。
※入院中の貴重品管理は自己責任です。入院にあたって水分等の売店購入費や帰りの交通費程度の現金は必要になりますが、多額の現金持参はご遠慮ください。
※入院中は基本的にお部屋で過ごしていただきます。荷物はご自身で持ち運べる量におさめてください。
※入院部屋の指定はできません。大部屋になる可能性があります。ご了承ください。
※退院後はご自身でご帰宅いただきます。必要な方は交通費のご準備をお願いいたします。
準備物リストを印刷する方は、
新型コロナウイルス感染症で入院される患者様へ
(PDF:143.8キロバイト)をご利用ください。
※英訳版
Checklist for Patients Who Must Be Admitted to a Hospital Due to Coronavirus Symptoms
(PDF:88.2キロバイト)
面会について
・現在院内すべて面会禁止です。
・ご家族やご友人などが届けられたお荷物は病院でお預かりし、患者様へお届けします。事前に来院日を
病院にご相談ください。(濃厚接触者など健康観察中の方は来院できません。)
宿泊療養される方へ
新型コロナウイルス感染症と診断された方で、無症状または軽症の方のうち、医師の判断のもと宿泊施設での療養が望ましいと判断された方が宿泊療養をしていただきます。
宿泊療養の流れ
【宿泊施設】
県が指定する主に熊本市内のホテルです。
【療養期間】
厚生労働省の通知に基づき下記のとおり定められています。療養終了日は症状の経過を踏まえ保健所が判断します。なお、療養終了時のPCR検査は行いません。

※宿泊施設を退所できる基準は、「原則として発症日から 10 日間経過し、かつ、症状軽快後 72 時間経過している
こと。」になります。
※入院から自宅・宿泊療養に移行した場合も、起算日は発症日または検体採取日となります。
【交通手段】
行き:保健所が用意した車で自宅にお迎えに行き、宿泊施設までお送りします。
帰り:ご自身で手配をお願いします。(公共交通機関も利用可能)
★宿泊療養中に、「同意書」に署名をいただきます。(同意書は、宿泊施設入所時にお渡しします)
★療養期間中は、定期的な健康観察を行います。
宿泊療養するための準備
宿泊療養をご案内された方は、以下の準備物をご参照ください。
また、療養中の注意事項も併せてご確認ください。
日用品の準備について
□ 健康保険証
□ 現金
□ 携帯電話
□ 携帯電話の充電器
□ 現在飲まれているお薬・お薬手帳(持病の内服薬は残数に余裕をもってご持参ください)
□ 下着
□ パジャマ・部屋着
□ 金属のついていない服や下着1着(外来受診に備え、お持ちの方はご持参ください)
□ 履物・スリッパ
□ タオル、バスタオル
□ 眼鏡、コンタクト、補聴器、義歯、スキンケア用品、生理用品など
□ 筆記用具
□ マスク(不織布)
□ ティーバッグなどのお茶やコーヒー、おやつなどの嗜好品
□ 本やゲーム等の娯楽品
費用について
宿泊費用、食費、宿泊施設備え付けの消耗品について、宿泊者のご負担はありません。
ただし、上記以外で費用が発生した場合は、原則として宿泊療養者ご自身のご負担となります。
宿泊施設について
・ 部屋は、バス・トイレ付個室です。
・ テレビ、ミニ冷蔵庫、Wi-Fi
等の設備は、ご利用いただけます。
・ 宿泊施設には、歯ブラシセット、ハンドソープ、シャンプーなどのホテルのアメニティ、電気ポット、ドライヤー、
掃除道具(居室・お風呂用)、洗濯用洗剤、ハンガーを準備しています。
薬の準備など
・ かかりつけ医がいる場合、念のためにかかりつけ医の連絡先を控えておいてください。
・ 服用中のお薬がある場合は、宿泊療養中に不足することがないよう余裕をもって 2 週間分程度お持ちください。
不足しそうな場合には、電話などでかかりつけ医の再診を受けた上で、処方を受けてください。
(患者様本人が直接対面でお薬を受け取ることはできません。)
食事について
・ 食事は 1 日 3 回決まった時間にお弁当と飲み物が提供されます。
・ 食物アレルギーに対応した特別食の提供はできません。
宿泊療養中の過ごし方
療養中の健康管理
・ 宿泊施設には看護師が
24 時間常駐しています。また、医師は施設外で待機しており、必要に応じて対応します。
・ 療養期間中は、毎日 2 回(朝・夕)の検温等と健康状態の報告をしていただきます。
基本的な過ごし方
・ 宿泊療養中は、基本的に居室内で過ごし宿泊施設の指定されたエリアから出ることはできません。
・ 居室内が汚れた場合は、簡易な掃除道具を準備しておりますので、ご自身で清掃を行ってください。
・ 下着などの小物類は、ご自身で居室にて手洗いを行うことができます。手洗いができない衣類等は必要な枚数の
着替えをご準備ください。
・ 退所日の当日は、退所の時間まで、必ず居室内で待機していてください。
・ 宿泊療養中に居室から出る時には必ず、マスクの着用をお願いします。また正しい手指消毒が重要です。
※熊本市いきいき健康大使(ミス・クマモト)による「正しい手指消毒の方法とマスクの扱い方」の動画を配信しております
ので、是非ご視聴ください。
感染症予防のための「アルコールによる手指消毒の方法」と「マスクの正しい扱い方」
嗜好品や食事について
・ 宿泊療養中は飲酒・喫煙は厳禁です。
・ ご家族からの差し入れなど外部からの物品・食品等の持ち込みは原則できません。
やむを得ない場合のみ、ご相談ください。
・ ネットショッピング、デリバリーサービスの利用もできません。
貴重品や備品について
・ 療養中のご自身の貴重品や所持品の紛失・盗難について、ご自身で責任を持って管理してください。熊本市は、一切
の責任を負いません。
・ 療養中に、宿泊施設の備品や設備等を破損・紛失された場合は、療養者に弁償いただくこともあります。
プライバシーについて
・ ご家族等との面会はできません。また宿泊療養されている方同士の接触は避けるようお願いします。
・ 他の療養者のプライバシーにご配慮いただき、SNS 等での施設名や所在地、施設内外の様子等がわかる写真・情報
の書き込みや共有はご遠慮ください。
・ その他、スタッフの指示に従って療養してください。
健康観察について
療養中は、健康観察のためパルスオキシメーターという機器を指先に装着して、血液中の酸素の状態を測定します。
正確に測定するために、マニキュアについては、ご自身で可能な限り落としてから入所してください。
なお、ジェルネイルについては、ご自身では落とすことができないため、そのままの状態で入所してください。
自宅療養される方へ
熊本市では、新型コロナウイルス感染症に罹患された方のうち無症状または医学的に症状が軽い方については、医師の判断のもとで、ご自宅で療養していただいております。
少しでも安心して療養生活をお過ごしいただけるよう、自宅療養のしおりを作成しました。
自宅療養の概要
新型コロナウイルス感染症の検査で陽性であった方のうち無症状または医学的に症状が軽い方についてご自宅で療養を行っていただきます。療養期間は、厚生労働省の通知に基づき下記のとおり定められています。なお、解除については、症状の経過をふまえ保健所が判断します。

★療養期間中は、外出せずに自宅で過ごしていただきます。
★自宅療養中は定期的な健康観察を行います。
Q なぜ入院できないの?
A 重症者・中等症の方に医療を集中するためです。
感染者が増加し、病床がひっ迫した状況になった場合、重症・中等症の方や重症化するリスクの高い方のための病床確保が必要になります。医療が必要な方が確実に入院するためにも、「軽症」「無症状」と診断され、入院が必要な項目に該当しない方のうち、医師が自宅療養可能と判断した方には、自宅療養をお願いしています。
Q 今は症状が軽くても急に悪化しませんか?
A 悪化する可能性は0ではないため、悪化の兆候を早く確実に察知するため健康観察を行います。1日に2回、体温や咳、鼻汁、倦怠感、息苦しさなどの健康状態について、熊本県療養支援センターから確認を行います。悪化の兆候が見られる場合には熊本市保健所から随時ご連絡いたします。
Q どんな症状の変化に注意すればよいの?
A 体温の上昇、SpO2の変化、表情や外見の変化、息苦しさ、意識の有無などに特に注意してください。
□体温の上昇
□SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)が95%以下
□[表情・外見] 顔色が明らかに悪い、唇が紫色
□[呼吸]息が荒くなった(呼吸数が多くなった)、急に息苦しくなった、少し動くと息があがる、胸の痛みがある、横になれない、座らないと息ができない、肩で息をしている、ゼーゼーしている
□[意識]ぼんやりしている(反応が弱い)、もうろうとしている(返事がない)、脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
□咳やたんが、ひどくなっている
□起きているのがつらい
□下痢が続いている(1日3回以上の下痢)
症状の変化があったときや療養中の健康上の心配はどこに連絡・相談すればよいですか?
A 熊本県療養支援センターまたは熊本市保健所新型コロナウイルス感染症対策課にご連絡ください。
※熊本県療養支援センターの連絡先は、療養開始時にお知らせします。
自宅療養するための準備
療養期間中は感染拡大を防止するため外出禁止となります。10日間分を目安にご準備をお願いします。
陽性者本人は準備をしないでください
感染拡大を防止するために、陽性者本人やPCR検査の結果が出ていない濃厚接触者の方が外出して調達することは控えてください。
感染拡大防止のため、陽性者と同居家族とは、居室を別々にする、トイレ・洗面など共用部分への動線は別々にするなど可能な限り生活空間を分離してください。また、トイレ・洗面など共用する部分を陽性者が使用された後は、適宜消毒をお願いします。
服用中のお薬について
服薬中のお薬がある場合、自宅療養中にお薬が不足することがないよう病院とご相談の上、余裕を持って2週間分程度を目安にご準備をお願いします。
食料・日用品・衛生用品
食料や日用品のご準備をお願いします。また、トイレや浴室など同居される方との共用空間の消毒等に必要な衛生用品のご準備をお願いします。
【食料】主食(お米やうどん、シリアルなど食べやすいもの)、菓子類、ゼリー状栄養補助食品、レトルト食品、インスタント食品、缶詰(果物など)、冷凍食品(火にかけるだけのうどんなど便利です)、経口補水液(スポーツ飲料など)
【食器・日用品・衛生用品】使い捨ての食器(紙食器・紙コップ・割箸など)、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、体温計、生理用品、せっけん、アルコール手指消毒剤、汗拭きシート、塩素系漂白剤、使い捨てマスク、使い捨て手袋、レジ袋サイズのビニール袋、ゴミ袋サイズのビニール袋
療養中の過ごし方
療養中の注意事項
【全般的な注意事項】
□療養期間中は外出をしないでください。
□こまめに手洗いをしてください。
□飲酒・喫煙は厳禁です。無煙タバコや電子タバコ等の火を使わない器具を使用した喫煙もできません。
□日用品(食器・衣類・タオル・シーツなど)は共用しないでください。
【家庭内感染対策について】
□同居する方とは生活空間を分け、極力自室から出ないようにしてください。
□他の部屋やトイレ・洗面などの共用部分に出入りする際はマスクを着用してください。
□食事・衣類などを同居家族から受取る場合や使用済の食器・衣類・ゴミなどを渡す場合には、対面を避け、自室の扉前で“置き配”するようにしてください。
□同居家族がいる場合、ゴミや洗濯物(使用済の衣類やタオルなど)は、感染者が自室で袋にまとめるようにしてください。
□定期的に部屋の換気もおこなってください。
□加湿器を稼働させる又は濡らして絞ったバスタオルをかけておくなどして部屋を加湿してください。
□ゴミ箱には直接捨てず、ゴミ袋をかぶせてください。
□いっぱいになる前に早めにゴミ袋をしばり封をしてください。
□封入の際には、ゴミが直接手に触れないよう注意してください。
□廃棄(ゴミ出し)は療養後に一般ごみとして廃棄してください。
□取扱後は手洗いを徹底してください。
※具体的な家庭内感染対策については下記の動画にまとめています。参考にしてみてください。
健康観察の方法
<50歳以上の方>
▶1日原則2回の電話
療養中は随時セルフチェックを行い、記録してください。朝夕の1日2回、
熊本県療養支援センターから電話で体調を確認しますのでご回答ください。
<50歳未満の方>
▶1日1回の電話またはSMS(ショートメッセージサービス)
療養中は随時セルフチェックを行い、記録してください。熊本県療養支援センターから
1日1回の電話またはSMSで体調を確認しますのでご回答ください。
※熊本市保健所からの電話
次のような場合には、保健所の職員が個別に電話等で連絡させていただくことがあります。
・熊本県療養支援センターからの電話に応答がない方
・症状が悪化する可能性がある方
★次のような症状が出た場合は、早急に熊本県療養支援センターまたは熊本市保健所へご相談ください
表情 | ・顔色が明らかに悪い・唇が紫色になっている |
呼吸 | ・息が荒くなった(呼吸数が多くなった)・急に息苦しくなった ・日常生活の中で少し動くと息が上がる・胸の痛みがある ・横になれない・座らないと息ができない・肩で息をしている・ゼーゼーしている |
意識 | ・ぼんやりしている・もうろうとしている・脈が飛ぶ・脈のリズムが乱れる感じがする |
厚生労働省の定める下記の基準に基づき保健所が判断します。
なお、療養終了時のPCR検査は行いません。
▶症状がある人
発症日から10日経過かつ症状軽快後72時間経過
▶症状がない人
検体採取日から7日経過(8日目解除)
※新たに症状を呈した場合は、その日を発症日として有症状者の考え方を適用(療養期間を延長)
※10日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や、リスクの高い場所の利用や会食等を避けること、マスクを着用すること等の感染対策を徹底してください。