目次全内容
自然編
はじめに
数理的位置 関係位置
第1章 気象
第1節 気候
- 特性
熊本県の気候区分／暑さ寒さ／風と地形／雲量と秋晴れ／梅雨期の大雨／台風と災害
- 季節ごとの気象ごよみ
冬（12月〜２月）／春（３月〜５月）／夏（６月〜８月）／秋（９月〜11月）
- メッシュ気候値からみた気温と降水量の地域性
メッシュ気候図／分布図からみた地域性
- 県内各地との比較
隣接アメダス地点との比較／県内各地との比較
- 熊本における長年の気温変動
第2節 大雨とその特徴
- 顕著な大雨とその実態
- 大雨発生時の特徴
第3節 気象災害
- 台風
- 大雨
- 干ばつ
- ひょう
- たつ巻
- 寒波・異常低温・大雪
第2章 地形・地質
第1節 熊本市の地形
- 熊本市および周辺地域の地形のあらまし
- 地形発達の概要
阿蘇−４火砕流堆積前の地形／阿蘇−４火砕流の堆積地形／阿蘇−４火砕流堆積以降の地形変化／低海面期（最終氷期）／縄文海進期／現海面期
- 山地
金峰火山／立田山地、花岡山・万日山、独鈷山、城山、御坊山などの小山地／託麻三山、合志三山および植木付近の小山地
- 台地
火砕流台地／河成段丘
- 低地
自然堤防と後背湿地／干拓地／干潟
第2節 地質のあらまし
- 地質構造上の位置
西南日本内帯に位置する熊本市
- 中部九州の地質の特性
火山と地震の活動が活発な中部九州
第3節 地質各論
- 先白亜紀の岩石
市域の地下には変成岩
- 白亜紀層
白亜紀層からなる託麻三山
- 金峰火山
金峰火山とは／古期の金峰火山外輪部／新期の金峰火山外輪部／金峰カルデラの成因／金峰山溶岩ドーム／立田山断層と金峰火山
- 阿蘇火山噴出物
阿蘇火山／阿蘇火砕流とその区分／シラスと溶結凝灰岩（灰石）／熊本市に分布する阿蘇火砕流堆積物／金峰カルデラ内の阿蘇火砕流堆積物／阿蘇火山の寄生火山と砥川溶岩
- 湖成堆積物
芳野層／難透水性の地層、布田層
- 河成段丘堆積物
託麻砂礫層／保田窪砂礫層
- 火山灰層
台地を覆う火山灰層
- 沖積層
有明粘土層と縄文海進
第4節 地質と人間生活
- 石材と鉱物
石材としての灰石／軽石・磨き砂／安山岩／鱗珪石／藍鉄鉱／砂鉄
- 災害
金峰火山外輪斜面で多発した斜面崩壊／熊本地震を引き起こした立田山断層／阿蘇火山の活動とその影響／雲仙火山の活動とその影響／金峰火山は噴火するか
第3章 水（環境）
第1節 河川
- 治水・水環境の変遷
地域の水文特性／加藤清正から細川時代／明治、大正、昭和へ／戦後から平成へ
第2節 地下水と湧水
- 地下水
阿蘇外輪西麓域の地下水流動系／水理地質の概要／地下水の流れ
- 上水道源
熊本市上水道の始まりとその経過
- 湧水
湧水の分布状況／主な湧水の由来および現況
- 湧出量と湧出機構
第3節 水質
- 河川
主要成分／河川の汚染状況
- 地下水および湧水
主要イオン成分（地下水）／主要イオン成分（湧水）／地下水汚染／硝酸性窒素
- 温泉
- 島原海域
第4章 生物
第1節 植物
- 地域の特徴
あらまし／明治以前の記録／植生と植物相
- 金峰山とその周辺山地
あらまし／植生／植物相の変遷
- 立田山
あらまし／植生と植物相
- 託麻三山
あらまし／里山／植生と植物相／ドングリの話
- 江津湖とその周辺
あらまし／植生と植物相／スイゼンジノリ
- 平地の植物
あらまし／田んぼや畑地／春の草（３、４月）／夏の草（５〜７月）／秋の草（８〜10月）／街路樹／河川流域／河口と海岸
- 帰化植物
あらまし／帰化植物の侵入の歴史／帰化植物の変動
第2節 動物
- 地域の特徴
- 山地・丘陵の動物
あらまし／哺乳類／鳥類／両生・爬虫類／昆虫類／陸産貝類
- 市街地の動物
あらまし／哺乳類／鳥類／両生・爬虫類／昆虫類／クモ類／陸産貝類
- 江津湖の動物
あらまし／鳥類／魚類／両生・爬虫類／トンボ／小動物／陸産貝・淡水産貝類
- 河川や池沼の動物
あらまし／川や池の動物／坪井川遊水池の動物／汽水域の動物
- 海辺の動物
あらまし／鳥類／小動物類
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