くまはく誕生月間
昭和27年(1952年)2月に熊本博物館が開館したことから、2月を「くまはく誕生月間」として、多くのイベントを開催します。申込方法やイベント詳細については熊本博物館ホームページやSNSをご確認ください。
また、期間中、3回ご来館いただくと「紫水晶」プレゼント!数量限定、無くなり次第終了です。(お1人様1個限り!形や大きさは選べません)


(外部リンク)
熊本博物館 春季企画展 「送る ー熊本県下の精霊流しー」
盆行事の一部である精霊流しは、お盆の最終日に供物を舟に載せて先祖を送ります。かつては県内でも広く行われ、熊本の夏の風物詩として親しまれてきました。
中でも熊本市南区川尻町や菊池市、山鹿市、人吉市、玉名市などでは花火大会と結びつき、とても大規模に行われていました。五メートルを超す藁舟や木舟、作り物の載った舟などさまざまな舟が人々を楽しませました。
しかし、その伝承も現在限られつつあります。本展では多様な県内精霊流しを画像や実物の資料を通してご紹介します。
会期 令和7年(2025年)3月25日(火曜日)~6月1日(日曜日)
午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)
月曜日休館(祝日の場合は翌日が休館)
場所 熊本博物館 2階 特別展示室1・2・3
料金 博物館入場料
※未就学児、障がい者手帳をお持ちの方は無料

関連イベント
講演会 「熊本県下の精霊流し」
講 師 当館学芸員(湯川洋史)
日 時 令和7年(2025年)5月3日(土曜日)10:00~11:00
場 所 熊本博物館 1階 講堂
料 金 博物館入場料
申 込 不要(当日先着70名)

お問い合わせ先 熊本博物館 TEL 096-324-3500
「優秀教職員表彰」被表彰者10人決定!
令和6年度熊本市教育委員会優秀教職員表彰

市教育委員会では、学校教育において次世代を担うリーダーにふさわしい積極的な取組を行い、顕著な成果を挙げた教職員を毎年10人程度、熊本市教育委員会優秀教職員として表彰しています。今年度は、学習指導や生徒指導、学校体育、学校保健、特別活動、特別支援教育などそれぞれの分野において、本市教育の推進に大きく貢献した10人の教職員が受賞しました。
11月5日に行われた表彰式では、遠藤洋路教育長から被表彰者一人ひとりに表彰状と副賞が授与されました。表彰された教職員は以下のとおりです。
【1列目左から】
力合小学校 赤星 美紀 養護教諭
帯山小学校 中尾 智恵美 教諭
田迎南小学校 松村 美甲子 教諭
【2列目左から】
壺川小学校 前田 峻作 教諭
古町小学校 美坂 昌宏 教諭
西原中学校 竹林 智保子 教諭
天明中学校 米田 衣里 教諭
日吉中学校 髙良 美穂 教諭
【3列目左から】
菱形小学校 大石 道章 教諭
出水中学校 津田 展良 教諭
お問い合わせ先 教職員課 TEL096-328-2720
「道徳の日in河内中」こどもと大人が共に考え、議論する全校道徳科授業
道徳は一生必要だから~大人が「参観」ではなく「参加」する授業~

本校では11月の熊本市「心かがやけ月間」において、校内テーマを「対話から始めよう♪」とし、こどもたちの豊かな心を育むために、道徳教育の取組を多数行いました。その中核として、11月2日(土曜日)を「道徳の日in河内中」と設定し、こどもと大人が対話をとおして共に学ぶ全校道徳科授業を体育館で行いました。
「道徳」は人としてよりよく生きていくために、一生必要なもの。それならば「こどもと大人が一緒に道徳を学ぶ機会があってもいいのではないか…」という考えから大人も「参加」する授業を企画しました。
当日は、子ども(全校生徒)70人に加え、荒天にもかかわらず大人(保護者・学校評議員・民生児童委員・外部からの授業視察者・本校教職員)が90人以上参加しました。
赤鬼役・青鬼役のPTA役員がグッと引き込む~保護者も授業づくりの一員~

絵本「泣いた赤鬼」(小学館、作・浜田廣介、画・浦沢直樹)を教材とし、「本当の友達」をテーマに考えていきました。お話を読み進める際、登場する赤鬼役・青鬼役をPTA役員がそれぞれ務め、絵本スライドとナレーター(山田教諭)の語りに合わせて寸劇を入れました。本番ではアドリブや熊本弁もあり、会場にいた全ての人がお話の世界にグッと引き込まれました。
そして、道徳教育推進教師・清田教諭が全体の進行、対話のファシリテーターを田代校長(メグミン先生)が担いました。
その他の大人は、一人の人間として参加し、子どもと対等に対話する役割。子ども同士、大人同士、子どもと大人による対話は大変活発でした。また、子どもが自分の保護者を指名して質問したり、民生児童委員の方が挙手して発表したりする場面もありました。視察者(大学や小・中・支援学校の先生方等)から「会場の一体感に鳥肌が立ちました」「道徳を親子で学ぶことで親子関係も深まり、地域力につながっていくと思います」など素敵なご感想をいただきました。
翌週、まちの図書館に「泣いた赤鬼」を借りに行かれた地域の方がいらっしゃったそうです。おそらく授業参加者のお一人です。「学校×家庭×地域」で道徳を学ぶことがスタンダードになるよう、今後も道徳教育の推進に努めます。
参加していただいた大人の感想の一部を最後に紹介します。(生徒含む)その他の感想は、河内中ホームページより令和6年度 学校だより「ワクワクKAWACHI」 | 熊本市立河内中学校(第18・19号)をご覧ください。


★こどもたちと共に「本当の友達とは?」と考えていく中で、それぞれの意見や考えを聞くことができ、改めて私自身が「本当の友達」について考えることができたように思います。こどもたちにはこれから新たな出会いがあり、新しい友人関係を築くようになるでしょう。今までが恵まれた環境であった分、親としてとても心配な面もありますが、これから先も人との出会いやつながりを大切に、常に相手を思いやる心を忘れず、心から信頼できる本当の友達ができればいいなと思いました。私自身も改めて色々なことを考えさせられる貴重な機会となりました。ありがとうございました。〔保護者〕
★とても有意義な時間でした。「赤鬼と青鬼はこの後、どうなったか?心優しい青鬼の考えや行動は正しかったのか?」など、考えてしまいました。生徒さんの意見も聞くことができてよかったですし、先生やPTA役員さんの熱演も素晴らしかったです。本当にいい授業をありがとうございました。〔民生児童委員〕
お問い合わせ先 河内中学校 TEL096-276-0030
植木北中学校 子どもフォーラム 「聴いてください‼私たちの考え、熱い思い!」
令和6年11月15日(金曜日)8時50分~10時40分 植木北中学校 体育館にて実施しました。
・全校生徒104名 保護者17名(うち会場10名 ZOOM 7名:海外から含む)
・地域4名(北区 区長様 他3名)
・学校評議員1名 保護者・ファシリテーター、コメンテーター4名
・学校教職員19名 合計144名が参加。


「地域の交通の便」「地域に室内公園を!」「熊本に修学旅行を誘致しよう」の3つの提案に対して、ファシリテーターの司会で、生徒全員の感想・質問(ロイロノートでキャッチ集約)、各プレゼンに対する専門家からのコメント、それを聞いた生徒の考えを交えた意見交流ができました。
学校評議員様・北区区長様からも今後の地域の課題に関連付けてコメントをいただけました。
このフォーラムは、子ども権利条約、こども基本法に則って実施しましたが、アンケート回答者の99.5%が高評価でした。保護者からは「こどもたちの柔軟な考え方、大人も見習い、できない、無理だと最初から諦めず、たくさんの意見を参考に住みよい町づくりが大切だと感じました」とコメントをいただきました。
一人ひとりが尊重され、大人に守られ育ち、よりよい社会の創造者を育むために、今後も、こどもたちのためにできることに取り組んでいきたいです。

お問い合わせ先 植木北中学校 TEL:096-272-0209
西原中学校 「つながる学び」を意識した総合的な学習の時間の充実
私たちの海から学ぶSDGs(1年)私たちがつくるSDGs(2年)私たちにもできるSDGs(3年)~3rdシーズン~
西原中学校の総合的な学習の時間「私たちとSDGs」は3年目を迎えます。1年生は海洋環境の食とくらしからの探究、2年生は地域の職業や生活文化からの探究、3年生は伝統野菜・水前寺菜から探究的な学習を行い、毎年、カリキュラムに改善を重ね実施しています。各学年の取組を紹介します。
ナイストライ×海洋環境

2年生は、海苔の養殖業を職業の視点から体験し(ナイストライ)、1年生の時に探究した海洋環境について関連させ、学びを深めることができました。海洋環境の学習で出てきた「豊かな海とは何か」という問いについて、水産業を支える海洋資源としての熊本市の海から考え、社会の一員として自分たちが創る持続可能な社会を考える機会となりました。
伝統野菜×スマート農業



3年生の水前寺菜プロジェクトは伝統野菜を継承していくために私たちにできることを探究するプロジェクトです。昨年度の3年生から引き継いだ「伝統野菜・水前寺菜を継承していくためには『未来の農業』について考えなければいけない」と、解決に向けて探究を進めました。
6月は北海道大学ビークルロボティクス研究室・野口伸教授(小説「下町ロケットヤタガラス」のモデルとなった先生)の講話を受け、農業テクノロジーについて考え、農業を支えるテクノロジーと現在の自分たちの教科の学びがどのようにつながってくかについても意識した学習ができました。野口教授への質問では「将来、どのような大学にいけばスマート農業につながる研究ができるのか」「今、どんな勉強をしておけばいいか」など、現在の学校での学習と将来を関連させて考える姿が見られました。その後、未来のスマート農業や水前寺菜の献立についてまとめ、9月の発表会では、野口先生やJA熊本市、地域活性化チームの方たちに向けて提案発表会を行いました。
集団宿泊教室×海洋環境


1年生は、海洋環境についての学習を進め、集団宿泊教室で浜辺体験を行い、海洋汚染の原因について考えました。11月に行った海洋環境シンポジウムには、学校給食食材を作る釜石市の津田商店の方や熊本市上下水道局からも参加いただき、食と生活がどのように海洋環境と関連しているかについて考えることができました。
お問い合わせ先 西原中学校 TEL096-383-6124
STEAM教育で創造性や問題解決能力を育成する桜山中学校の紹介
本校ではタブレット一人一台の学習環境の中、生徒が創造的にICTを活用し、より深く学ぶことに取り組んでいます。
令和6年度は、文科省リーディングDXスクール認定校として、生徒の情報活用能力の育成を図りつつ、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実、生成AIの活用に取り組みました。
STEAM教育の実践

各教科等の知識を生かして実社会の課題を解決するSTEAM教育の実践では、技術•家庭科の計測•制御の知識を生かして、防災に役立つシステムを作り、地域の防災に関する問題解決に迫ったり、総合的な学習の時間の職場体験(ナイストライ)を生かし、お世話になった事業所の役に立つものを制作しプレゼントする課題に取り組んだりしました。
今年度の取り組み