熊本市では、熊本地震の記憶の伝承を目的として、復旧・復興に尽力した関係者の生の声を集めた、「熊本地震復興手記集 声」を制作しました。今だから言える、後世に伝えたい、様々な「声」を集めた本です。市役所本庁 情報公開窓口で販売中です。
◆購入方法:次の方法で購入ができます。
○市庁舎地下1階 情報公開窓口
◆販売価格:2,200円(税込)
◆A5判製/249ページ
ISBN978-4-600-00203-9
発行日:2020年3月
PDFデータ
内容について
市長や市役所職員のほか、地域の方々やボランティア団体、関連企業・団体など、様々な立場の人々が当時どのような活動を行い、どのような思いでいたか、その声を集めるとともに、行政の発災直後からの様々な取組や課題など、震災で得た経験や教訓を整理した内容となっています。
第一部 写真で見る復興の歩み
第二部 市役所の災害対応
第三部 それぞれの思い
第四部 皆で語る未来
第五部 ふるさとの復興に寄せて
資料編
コラム
まず、「第一部 写真で見る復興の歩み」では、発災時から現在までの、熊本市の復旧・復興に関する写真を掲載しています。
次に「第二部 市役所の災害対応」では、市長をはじめ、当時の副市長や復旧・復興の最前線で対応した市役所の各局・部・課長など、26名の声を手記形式で掲載し、「第三部 それぞれの思い」では、関係者の災害対応として、ライフラインをはじめとする関係企業や団体、地域で支援にあたった方々など、20名の声を掲載しています。
そして、「第四部 皆で語る未来」では、秋津や城南校区の住民による座談会の様子を掲載するとともに、「第五部 ふるさとの復興に寄せて」では、ふるさと熊本への応援メッセージとして、テレビや映画などで活躍される熊本市出身の著名人、宮崎美子さん、行定勲さん、高良健吾さんから寄稿を頂いています。
このほか、熊本地震における本市の対応状況や課題・反省を踏まえた現在の取組、今後に向けた提言などに関するコラムや、資料編としてデータ集、年表などを掲載しています。
熊本市民だけでなく、全国の皆さまや、自治体、関係機関等において、本市の経験や教訓を今後の防災対策や災害発生時の対応に活用していただけるよう、書籍として販売しています。是非、ご覧ください。