犯罪被害者等の置かれている状況について
犯罪にあわれた方は、ある日突然、何の落ち度もないのに、身体的・精神的被害を受けるだけでなく、暮らしが一変し、事件解決後も様々な問題を抱えることもあります。また、根拠のないうわさ話や中傷などの二次被害に悩むこともあります。
ご遺族やご家族についても、同様の被害を抱えていたり、大切な人の命が奪われたり、傷つけられたことによる、自責の念に駆られることもあります。このように問題を抱えている方々に対しては、普段どおりに接して寄り添うことが、ゆっくりと心の傷を癒し、平穏な生活を取り戻す手助けになります。
「あなたや、あなたの大切な人が被害に遭ったらどうなるのか」を考え、犯罪被害者やそのご遺族・ご家族の心の痛みについて考えてみましょう。
犯罪被害者週間とは
11月25日~12月1日は、犯罪被害者が置かれている状況等について理解を深めていただく「犯罪被害者週間」です。
この機会に、「あなたや、あなたの大切な人が被害に遭ったらどうなるのか」を考え、犯罪被害者やそのご遺族・ご家族の心の痛みについて考えてみましょう。
「寄り添って 周囲でつむぐ 理解の輪」(令和6年度 犯罪被害者等に関する標語)
犯罪被害者等支援シンボルマーク「ギュっとちゃん」
犯罪被害者週間パネル・ポスター展示について
犯罪被害者週間にあわせて、熊本市役所にてパネル・ポスターの展示を行いました。
展示パネル・ポスター
・熊本市犯罪被害者等支援条例の概要
・2024犯罪被害者週間ポスター など
展示期間
・熊本市役所 1階ロビー:11月25日(月曜日)~11月29日(金曜日)
【ホンデリングについて】~本の寄付にご協力ください~
ホンデリング~本で広がる支援の輪~
★☆本の寄付にご協力ください☆★

ご自宅に、眠っている本はありませんか?
「ホンデリング」とは、不要になった本を寄付することでできる犯罪被害者支援活動です。
集められた本は、指定業者が査定を行い、その買取り金額が、全国被害者ネットワークを通じ、くまもと被害者支援センターへ寄付されます。
熊本市では、以下の場所に本の回収箱を設置していますので、ぜひ、寄付にご協力ください。
【回収場所】
- 熊本市生活安全課(熊本市役所別館 自転車駐車場5階)
- 五福公民館
- 託麻公民館
- 東部公民館
- 西部公民館
- 熊本市男女共同参画センターはあもにい

生活安全課入口に設置中の本の回収箱
注意
○対象となる本は、「ISBN」から始まるコードが付いているものに限ります。
○できる限り、10年以内に出版されたものをお願いします。(以下の「おためし査定」で値がついたものを除く)
本の最後のページに、出版された日付が記載されていますので、ご確認ください。わからない場合は、そのままお持ちいただいて構いません。
※「おためし査定」
本の寄付の仕組み“チャリボン”を運営するバリューブックスの「おためし査定」で、寄付になるかが事前に分かります。
詳しくはこちら
(外部リンク)
(株)セブン-イレブン・ジャパン熊本地区事務所でも「ホンデリング」に取り組まれています
(株)セブン-イレブン・ジャパン熊本地区事務所(熊本市中央区草葉町)でも、令和4年2月15日から「ホンデリング」の取組をスタートされました!
同事務所では、社会貢献の一環として、フードドライブにも取り組んでおられ、今回、趣旨に賛同された社員の皆様から、読み終わった本がぞくぞくと寄せられているそうです。ホンデリングについては、社内では同事務所が全国初の試みとのことです。

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寄付された本の一部 |
(ご報告とお礼)皆様の善意で延べ650冊の本をご寄付いただきました!
市庁舎1階で開催した「犯罪被害者週間パネル展」や、生活安全課入口に常設している「ホンデリング」回収ボックスに、令和3年11月~令和6月2月までの間で延べ650冊の本が寄せられています。
~皆様のご厚意に感謝いたします~

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