本市では、商業の振興を図る基礎資料とするため、中心市街地の空き店舗に関する調査を行っております。このたび、その調査結果を取りまとめましたのでご報告いたします。

【 目的 】

　新型コロナウイルス感染症の流行により、本市の中心市街地での企業・個人の事業活動や財・サービスの供給が減少し、市街地の賑わいや回遊性、観光関連産業や商店街の事業継続に甚大な影響を及ぼした。

　新型コロナウイルス感染症の収束後も、物価高騰の影響等により地域経済が回復しきれていない状況であり、今後、適時的確に経済対策を検討・実施していく必要があることから、市内の景況や企業・個人の事業活動、中心市街地の賑わい等に関連する中心市街地の空き店舗の状況を調査・把握するもの。

【 調査対象範囲 】

　調査対象範囲は、熊本市中心市街地のうち下記の町を含む範囲とする。

　上林町、南坪井町、南千反畑町、城東町、上通町、草葉町、水道町、手取本町、安政町、花畑町、下通、中央街、新市街、桜町、紺屋今町、通町の全部と、井川淵町、辛島町、練兵町、山崎町、慶徳堀町の一部

【 調査実施年月 】

　令和6年（2024年）11月

【 調査方法 】

　不動産情報サイト及び不動産会社ホームぺージを用いて、空き店舗等のデータを抽出する。調査対象とする「空き店舗等」とは、調査時点において店舗及び事務所として入居募集中の物件とする。一棟貸しもしくは複数階・区画一括貸しを含む。

【 調査項目 】

　空き店舗等の階数、面積、賃料（月額）等

【 調査結果 】

 空室件数、空室面積、平均賃料単価の推移（PDF：152.3キロバイト） 

 空室面積と空室件数の推移、1階空室面積と割合の推移（PDF：37.2キロバイト）