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令和6年度 森林環境譲与税の使途の公表について

最終更新日:
(ID:66477)
 熊本市における令和6年度の森林環境譲与税の使途が確定したことから、「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」第34条第3項に基づき、次のとおり使途を公表します。

 

令和6年度森林環境譲与税の使途について
 事業名 事業総額(千円)
(A)+(B)
(A)
うち森林環境譲与税(千円) 
 (B)
うち他の財源(千円)
事業内容 主な実績
森林経営管理推進事業11,68511,685 0意向調査・集積計画作成・森林経営管理法に基づく経営管理意向調査実施面積 102.37ha
 森林経営管理推進事業 6,023 6,0230民有林管理経費等・管理民有林、林道のパトロール等
森林経営管理推進事業 3,2063,206 0森林経営管理推進員の雇用に係る経費・会計年度任用職員(森林管理推進員)1名雇用
森林経営管理推進事業 336
 336 0
林野庁が開催する研修等への参加費用、先進地視察経費等・林野庁研修、先進地視察・意見交換等
森林経営管理推進事業 714 714 0森林経営管理制度の推進に必要な機器(GNSSリース等)の維持管理経費及び市が管理する民有林の森林保険料等事務費・山用車両管理 1台
・GPS借用 1台
公有林管理事業 4,400 4,400 0市有林整備、森林整備の必要性を市民に周知するためのモデル林整備等に係る経費・間伐 3.31ha
公有林管理事業208  208 0森林整備に必要な技術習得のための研修等への参加費用等・森林管理及び森林管理に関する先進地視察等
公有林管理事業 36,630 28,381 8,249森林環境教育のフィールド整備・管理(雁回山・金峰山)関連経費・遊歩道のパトロール、補修
森づくり推進事業17,129 17,129  0放置竹林対策活動団体への支援事業(竹粉砕機や労務の貸出等)・放置竹林対策活動団体 26団体
・チップ化した竹材の体積 2,314㎥
森づくり推進事業 19,562 19,562 0森林環境教育関連施設(九州自然歩道利用拠点施設)の運営経費や維持管理経費、木育イベント開催に係る経費等・くまもと花博2024 まち山エリア来場者延べ約6,000人
 森の都推進経費14,026 3,250 10,776  金峰山展望デッキ補修工事、木材を利用したベンチ整備等に係る経費 ・テーブルベンチ設置 3基
 公園整備経費43,553 11,853 31,700  神園山・小山山遊歩道整備工事、戸島山遊歩道整備工事、雁回公園遊具整備工事、雁回山トイレ設置等に係る経費
 ・遊歩道整備延長 371.4m
植木地域農産物の駅屋根増築事業 209 209 0すいかの里屋根補修工事(木材利用)、設計費(起債償還)、工事費(起債償還)
・1施設
・木材使用量 40.613㎥(R5実績)
児童館管理運営経費 1,909 1,909 0木育及び木材利用推進のため、児童厚生施設への木製遊具等購入経費・10施設 
・木材利用量 0.9248㎥
学校林活動経費 198 198 0学校林の管理と学校林を活用した体験活動及び環境学習の推進に係る経費・3回開催
・148人参加
金峰山少年自然の家関連経費2,757  2,757 0金峰山自然の家案内板設置、敷地内木製家具等購入に係る経費・案内用看板 1基
・各客室用椅子 66脚・テーブル 21台
・屋外用テーブル&ベンチ 5セット
こども科学・ものづくり教室 100 100 0木育及び円形木琴づくり(学習・体験教室)に係る経費・1回開催
・24人参加
 計 162,645 111,920 50,725
  

令和6年度の取組


  •  意向調査の実施/集積計画の作成

 西区河内町大多尾、東門寺、野出地区において、森林整備を行う必要性が高いと想定される人工林を対象に、意向調査を実施しました。

  意向調査により市に管理の委託を希望する旨の回答があった森林の現地調査を行いました。

【事業費】11,685千円(全額譲与税充当)

【実績】意向調査実施面積 102.37ha

   ※集積計画作成面積 3.1ha

  •  熊本市有林整備

  市有林を市民が親しむ森林としてフィールドを整備し、有効に活用するとともに、森林の有する多面的機能の高度発揮のための森林整備を実施しました。

【事業費】4,400千円(全額譲与税充当)

【実績】定性間伐 2.91ha、列状間伐 0.40ha


  • 間伐前
  • 間伐後
  • 雁回山遊歩道整備
  老朽化していた雁回山遊歩道の改修等を行いました。

【事業費】10,750千円(譲与税2,500千円、他の財源8,250千円)

【実績】遊歩道補修工事 155m


  • 雁回山遊歩道 補修前

    作業前

  • 雁回山遊歩道 補修後

    作業後

  • 森林環境教育や木育のイベント

  くまもと花博2024 まち山エリア(令和6年10月19日から令和6年11月17日の土日祝日)

【事業費】10,500千円(全額譲与税充当)

【実績】アートトレイル in 雁回山(7日間)、森のお仕事体験、木育広場、ツリークライミング、ハイキング、野菜収穫体験等 延べ約6,000人


  •                                                                                 アートトレイルin雁回山

                                                                                             アートトレイル in 雁回山

  • 神園山・小山山遊歩道整備工事

  くまもと花博2025に向けて、園路等の改修工事を行いました。

【事業費】20,000千円(譲与税5,100千円、他の財源14,900千円)

【実績】園路改修工事 371.4m


  • 神園山 着工前(1)

    作業前(1)

  • 神園山 竣工(1)

    作業後(1)

  • 神園山 着工前(2)

    作業前(2)

  • 神園山 竣工(2)

    作業後(2)

  • 木材を利用したテーブルベンチ整備等に係る経費

【事業費】2,539千円(譲与税639千円、他の財源1,900千円)

【実績】野出峠の茶屋公園へテーブルベンチ設置 3基


  • 野出峠の茶屋テーブルベンチ(2)

    テーブルベンチ(1)

  • 野出峠の茶屋テーブルベンチ(1)

    テーブルベンチ(2)

  • 児童厚生施設への木製遊具等購入

 木育及び木材利用推進のため、児童厚生施設(児童館)に木製遊具等を購入しました。

【事業費】1,909千円(全額譲与税充当)

【実績】対象施設 10施設、木材利用量 0.9248㎥


  • 木製遊具(4)
  • 木製遊具(3)
  • 木製遊具(2)
  • 木製遊具(1)


  • 学校林を活用した森林環境教育の実施

 森林環境教育として、学校林を活用して椎茸収穫体験や卒業記念の植樹を行いました。4年生は、6年生になったときに収穫する椎茸のコマ打ちをしました。

【事業費】198千円(全額譲与税充当)

【実績】3回開催、148人参加

  •                                                                                                     収穫体験

                                    収穫体験


  • 木製家具等購入に係る経費

  木材利用促進として、案内看板の設置や金峰山自然の家の客室内及び屋外で使用する木製椅子と木製テーブルを購入しました。

【事業費】2,758千円(全額譲与税充当)

【実績】案内看板 1基、各客室用テーブル・椅子、屋外用テーブル・椅子


  • 案内看板

    案内看板

  • 客室用テーブル&椅子

    客室用テーブル&椅子

  • 屋外用テーブル&椅子

    屋外用テーブル&椅子


  • 木の不思議・木の魅力&円形木琴を作ろう(学習・体験教室)に係る経費

  熊本大学より講師を招き、家屋の建材や生活用品としての活用はもとより、地球温暖化との関連が指摘される二酸化炭素の削減にも有用な樹木の恵みについて学びました。また、「円形木琴」の制作にも取り組みました。

【事業費】100千円(全額譲与税充当)

【実績】1回開催、24人参加


  •                        円形木琴

                                    円形木琴


森林環境税及び森林環境譲与税について

(1)森林環境税及び森林環境譲与税創設の趣旨

・森林の有する地球温暖化防止や、災害防止・国土保全、水源涵養等の多様な公益的機能は、国民に広く恩恵を与えるものであり、適切な森林の整備等を進めていくことは、我が国の国土や国民の命を守ることにつながります。

・森林整備を進めるに当たっては、所有者の経営意欲の低下や所有者不明森林の増加、境界未確定の森林の存在や担い手の不足等が大きな課題となっています。

・これらを踏まえ、パリ協定の枠組みの下におけるわが国の温室効果ガス排出削減目標の達成、災害防止を図るための森林整備等の地方財源を安定的に確保する観点から国民一人一人が等しく負担を分かち合って我が国の森林を支える仕組みとして森林環境税及び森林環境譲与税が創設されました。

 

(2)森林環境税・森林環境譲与税の仕組み

・森林環境税は、個人住民税均等割と併せて、令和6年度から国税として1人年額1,000円を市町村が賦課徴収することとされています。 

・森林環境譲与税は、森林環境税を地方の固有財源として市町村及び都道府県に対して譲与するため創設されたもので、森林環境税の賦課徴収に先行して令和元年度から譲与が開始されました。令和5年度までは、市町村の私有林人工林面積(50%)、林業就業者数(20%)及び人口(30%)により按分されていましたが、令和6年度からは、市町村の私有林人工林面積(55%)、林業就業者数(20%)及び人口(25%)により按分され、譲与されています。


 

森林環境税及び森林環境譲与税のスキーム図(林野庁HPに記載の図を一部改変)
              森林環境税及び森林環境譲与税のスキーム図(林野庁HPに記載の図を一部改変)

過去の使途について

 

 

 

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