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平成30年7月豪雨では、他府県で多くのため池が決壊し、防災重点ため池ではない小規模なため池も甚大な被害が生じたことから、農林水産省は、ため池検討チームを設置し、防災重点ため池選定の考え方を見直し、新たな基準を平成30年(2019年)11月に公表しました。
これを踏まえ、熊本市は熊本県と調整を行い、本市内農業用ため池について、新たな基準に基づき、防災重点ため池として再選定を行いました。
※「防災重点ため池」
・決壊した場合の浸水想定区域に家屋や公共施設が存在し、人的被害を与えるおそれのある農業用ため池(詳細については、資料2を参照)。
本年5月末時点で、本市内の農業用ため池105箇所のうち、12箇所を新たな選定基準に基づき防災重点ため池として再選定しました。
【再選定結果(熊本市)】
【参考(再選定前のデータ)】
再選定した12箇所の防災重点ため池については、今後、次の取組みを行います(従前の基準で選定した3箇所のため池では、(1)~(3)は対応済)。
(1) ため池マップの作成
緊急時等の迅速な状況把握や避難行動につなげる基礎的な情報として、ため池の名称、位置、諸元(貯水量、堤高)、管理者等を掲載したため 池マップを作成・公表し、市民に提供できるようにします(令和元年度(2019年度)中に実施)。
(2) 緊急連絡体制の整備
緊急時の迅速な対応に資するため、ため池管理者や行政機関等(県・市、消防、警察、国等)の緊急連絡体制を整備します(令和元年度(2019年度)中に実施)。
(3) ハザードマップ作成等のソフト対策
決壊した場合の影響度に応じ優先順位付けを行い、ハザードマップ作成等のソフト対策を行います(優先順位付けに基づき順次実施)。
(4) 補強対策等のハードの実施
老朽化等により漏水が確認された新地ため池については、改修工事等を行います。
資料1: 再選定された防災重点ため池の概要(熊本市) (PDF:90.8キロバイト)
資料2: 「防災重点ため池」の定義 (PDF:69.3キロバイト)
(1) 令和元年(2019年)6月11日農林水産省プレスリリース「防災重点ため池の再選定について」
URL:http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/bousai/190611.html
(2) 令和元年(2019年)6月11日熊本県ホームページ「防災重点ため池の再選定結果について」
URL:http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_28149.html
(3) 再選定12箇所の浸水想定区域図等について
従来基準より防災重点ため池として選定している3箇所については、ため池ハザードマップを以下のとおり作成済み
(南区)
1) 新地ため池(ハザードマップ) : 新地ため池(ハザードマップ) (PDF:3.81メガバイト)
2) 鬼ため池(ハザードマップ) : 鬼ため池(ハザードマップ) (PDF:3.32メガバイト)
(北区)
8) 正院浦下ため池(ハザードマップ): 正院浦下ため池(ハザードマップ) (PDF:4.08メガバイト)
新たな基準により再選定した9箇所については、簡易的な解析ソフトにより浸水想定区域図を作成しています。
なお、簡易的な資料であることから、デザインが見づらく、内容的にも分かりづらいことから、ホームページ上では掲載しません。
内容確認を希望される場合は、開庁日の午前8時30分から午後5時15分までにおいて、熊本市農水局農地整備課にて閲覧が可能です。
(職員説明にて閲覧対応いたします。)
3) 沢水ため池(簡易氾濫解析)
4) 村中ため池(簡易氾濫解析)
5) 野田ため池(簡易氾濫解析)
6) 宮の下ため池(簡易氾濫解析)
7) 下園ため池(簡易氾濫解析)
9) 正院浦中ため池(簡易氾濫解析)
10) 小塚2ため池(簡易氾濫解析)
11) 小塚3ため池(簡易氾濫解析)
12) 大窪(1)ため池(簡易氾濫解析)