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熊本市の感染症発生情報

最終更新日:2019年7月12日
健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課TEL:096-364-3189096-364-3189 FAX:096-371-5172 メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

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熊本市での感染症(インフルエンザや感染性胃腸炎など)の発生状況をお伝えします。

週報(毎週金曜日更新)

今週の発生動向速報・疾病別グラフ(PDF)速報等のバックナンバーは下の方にあります

  • new084点滅百日咳の報告が増えています!!

     2018年1月から、5類全数報告(全ての医師が、全ての患者について届出を行う感染症)へ変更になりました。統計開始の昨年は18人、今年はすでに43人の報告があり、乳幼児から高齢者まで全年齢で感染しています。百日咳ワクチンの免疫効果は4~12年で減弱し、接種をしていても感染することがあります。
     

    ◆どんな病気?

     1年中みられますが、春から夏に多くみられます。
  •  ワクチン接種をした小児や成人では症状が軽く、持続する咳だけの事も多いので見逃されやすく、発見が遅れ、集団発生につながることがあります。咳の開始から約3週間ぐらいは菌を排出すると言われます。
  •  百日咳にかかった場合、一般に0.2%(月齢6ヵ月以内の場合は0.6%)のお子さんが亡くなってしまうといわれています。また、肺炎になってしまうお子さんが5%程度(月齢6ヵ月以内の場合は約12%)いるとされており、その他けいれんや脳炎を引き起こしてしまう場合もあるため、注意が必要です。
  •  

    ◆症状

  •  以下の3つの段階に分けられますが、典型的でない例もあります。発症後、約2~3ヶ月(約100日)ほどで回復します。
    (1)カタル期(約2週間持続)5~10日(最大3週間程度)の潜伏期間後、普通のかぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなる。
    (2)痙咳期(約2~3週間持続)顔を真っ赤にしてコンコンと激しく発作性に咳込み(スタッカート)、最後にヒューと音を立てて息を吸う発作(ウープ)が特徴的です。嘔吐や無呼吸発作を伴うことがあります。一般に熱は無いか微熱程度です。乳児では重症化することもあり、肺炎、脳症を合併し、特に生後6ヶ月以下では死に至る危険性もあります。
    (3)回復期 激しい発作はなくなりますが、時々忘れた頃に発作性の咳が出ます。
    ・感染経路…病原体は百日咳菌で、鼻、のど、気道からの分泌物による飛沫感染、および接触感染です。
     

    ◆かかったらどうすればいいの?

     生後6ヶ月以上にはエリスロマイシン、クラリスロマイシンなどのマクロライド系抗菌剤(特にカタル期で有効)新生児では肥厚性幽門狭窄症を考慮してアジスロマイシンでの治療が奨められます。適切な治療を行えば、服用開始から5日後には菌はほぼ検出されなくなります。痙咳には鎮咳去痰剤、場合により気管支拡張剤などが使われます。
  •  医師から百日咳と診断された場合、出席停止となる場合もあるので、登校、登園していいか、医師及び学校等に確認しましょう。
  •  
  • ◆予防法は?

     4種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ)の予防接種が有効です。定期接種として生後3ヶ月から7歳半まで
    に4回接種することになっています。ワクチン接種により、百日咳の罹患リスクを80~85%程度減らすことが出来ると報告されています。 
     

    ◆学校保健安全法における取り扱い(2018年1月1日現在)

     第2種の感染症に定められており、「特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌薬療法が終了するまで出席停止」とされています。ただし、病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは、この限りではありません。2016年11月に百日咳核酸検出法LAMP法が保険適用となり、同様の症状がある人を含めて積極的に検査を行う必要があると考えられています。
     

    ◆集団発生や重症化もみられます

     2007年に大学などで200人以上の感染者が疑われた大規模な集団発生がありました。その後も近年では、県外での小中学生の集団発生を発端とした地域での患者発生数増加、都市部での患者発生の報告、家庭内感染などの報告があり、狭い空間の中で長時間共有する施設では百日咳菌が簡単に広がる可能性がわかっています。
     青年・成人患者、ワクチン接種済の乳幼児では典型的な症状がみられないため、診断が難しく、また、百日咳ワクチンの免疫効果は4~12年で減弱し、最終接種後時間経過とともに、接種をしていても感染することがあることから、典型的な症状がない、免疫が減退した人の感染を発端として集団発生につながることがあります。
    熊本市百日咳年代別報告数 2019.7.10現在

     

トピックス小ヘルパンギーナについて(先週の記事)

 コクサッキーウイルスやエコーウイルスなどの、エンテロウイルスの感染によって、口の中の粘膜に小さな水ぶくれ(水疱)ができる感染症です。4歳以下の感染がほどんどで、1歳が一番多い傾向にあります。

 

◆どんな病気?

・症状………突然の発熱(38~39℃)に続いて、のどが赤く腫れて痛み、口の中の粘膜に直径1~2mmほどの小さな水疱ができます。水疱が破れて浅い潰瘍になると痛みを伴います。
・感染経路…感染者のくしゃみのしぶきや鼻水、水疱、便の中に含まれるウイルスが、手などを介して口や鼻の中に運ばれることによって感染します。症状がなくなったあとも、2~4週間は便の中にウイルスが排泄されます。

・潜伏期間…2~4日程度
・流行期……夏~秋に流行が見られます。5月頃より増加し始め、6~7月にピークがあり、8月以降は減少します。

 

◆かかったらどうすればいいの?

・ほとんどの場合、特別な治療は必要なく自然に治りますが、まれに髄膜炎や心筋炎を合併することがあります。元気がなくぐったりしていたり、頭痛や嘔吐、高熱、脱水症状があるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。
・口の中を痛がって、水分や食事がとれなくなることがあります。薄味でやわらかいもの、白湯やスポーツ飲料などをこまめにとらせ、脱水にならないようにすることが大切です。

 

 ◆予防法は?

 ・手洗いが基本です。特に感染者の排便後の手洗いが重要です。感染しているこどものおむつを取り替えたり、鼻水をとったりした後は、しっかり手を洗いましょう。
 

◆学校保健法における取り扱い(2014年7月23日現在)

・ヘルパンギーナは学校において予防すべき伝染病の中には明確に規定されてはなく、一律に 「学校長の判断によって出席停止の扱いをするもの」とはなりません。欠席者が多くなり、授業などに支障をきたしそうな場合、流行の大きさ、あるいは合併症の発生などから保護者の間で不安が多い場合など、「学校長が学校医と相談をして第3 種学校伝染病としての扱いをすることがあり得る病気」と解釈されます。主症状から回復した後も、ウイルスは長期にわたって便から排泄されることがあるので、急性期のみの登校登園停止による学校・幼稚園・保育園などでの厳密な流行阻止効果は期待ができません。大部分は軽症疾患であり、登校登園については手足口病と同様、流行阻止の目的というよりも患者本人の状態によって判断すべきであると考えられます。(国立感染症研究所 「ヘルパンギーナとは」より抜粋)

  

new084点滅手足口病が7週連続警報レベルを超えています!!

乳幼児では原因ウイルスに感染経験のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。大人も家族間で感染の報告も出ています。予防法としては手洗いが基本です。症状が消失した後も2~4週間にわたり便中へウイルスの排泄があるため、感染者は排便後の手洗いが重要です。

参考

手足口病27週(熊本市)


 

指差しHP用手足口病について

 コクサッキーウイルスをはじめとする、エンテロウイルスの感染によって、口の中や、手足などに 小さな水ぶくれ(水疱)ができる感染症です。発生の9割が、5歳以下の乳幼児です。

 

◆どんな病気?

・症状………口の中、手のひら、指、足の裏などに2~3mmほどの水疱性発疹が出ます。この水疱は、かゆみがなく、痂皮(かさぶた)を作らずに治るのが特徴です。発熱を伴うこともありますが、38℃以下の場合がほとんどです。
・潜伏期間…3~5日程度
・感染経路…感染者のくしゃみのしぶきや鼻水、水疱、便の中に含まれるウイルスが、手などを介して口や鼻の中に運ばれることによって感染します。症状がなくなったあとも、2~4週間は便の中にウイルスが排泄されます。
・流行期……夏(7月下旬ごろ)にピークを迎えますが、秋から冬にかけても少し発生がみられます。

 

◆かかったらどうすればいいの?

・ほとんどの場合、特別な治療は必要なく自然に治りますが、まれに髄膜炎や脳炎を合併することがあります。元気がなくぐったりしていたり、
頭痛や嘔吐、高熱、2日以上の発熱があるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。
・口の中を痛がって、水分や食事がとれなくなることがあります。薄味でやわらかいもの、白湯やスポーツ飲料などを こまめにとらせ、脱水にならないようにすることが大切です。

 

◆予防法は?

・手洗いが基本です。特に感染者の排便後の手洗いが重要です。感染しているこどものおむつを取り替えたり、鼻水をとったりした後は、しっかり手を洗いましょう。

第27週速報先週との比較
速報等のバックナンバーは下の方にあります
 

関連情報



 

週報とは

  「週報」は、感染症法の5類定点報告疾患である下記の19疾患について、月曜から日曜まで1週間の患者数を、 指定の医療機関(小児科(16機関)・内科(9機関)・眼科(5機関)・基幹病院(5機関))に報告していただいて集計したものです。


 《5類定点報告疾患》

 インフルエンザ、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹、百日咳、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、細菌性髄膜炎、無菌性髄膜炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎 、感染性胃腸炎(ロタウイルス)

 

報告週対応カレンダー

 週報の報告では、月曜日から日曜日を1週間として疾患の報告の集計をしています。


国立感染症研究所 PDF 2019年週対応表PDF版ダウンロードはこちら 新しいウィンドウで(PDF:119.1キロバイト)

2019年発生動向速報・疾病別グラフ(PDF)(バックナンバー)

2019年疾病別グラフ

2019年発生動向速報


週報【バックナンバー平成26年(2014年)~】

2019年疾病別グラフ

2019年発生動向速報

過去の発生動向週報・疾病別グラフ

平成30年(2018年)

 

平成29年(2017年)

 

平成28年(2016年)

 

平成27年(2015年)

 

平成26年(2014年)

月報(毎月1回更新)

 

月報とは

 「月報」は、月ごとに指定の医療機関(泌尿器科・婦人科・基幹病院)から報告される、以下の疾患についての発生状況の集計です。 

報告の種類 

疾患名 

性感染症発生状況  

 性器クラミジア感染症

 性器ヘルペス感染症

 尖圭コンジローマ

 淋菌感染症 

基幹定点報告 

 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症

 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症

 薬剤耐性緑膿菌感染症


性感染症発生状況(泌尿器科・産婦人科)

《報告数》

疾患名 

性器クラミジア

感染症 

性器ヘルペス

ウイルス感染症 

尖形コンジローマ 

淋菌感染症 

 2019年1月

33 

22 

15 

 2019年2月

37 

14 

13 

 2019年3月

38 

 2019年4月

44 

13 

14 

 2019年5月

37 

 2019年6月

 

 

 

 

 2019年7月

 

 

 

 

 2019年8月

 

 

 

 

 2019年9月

 

 

 

 

 2019年10月

 

 

 

 

 2019年11月

 

 

 

 

 2019年12月

 

 

 

 

 累計報告数

(2019年1月~)

189 

67 

28 

58 


《定点あたり報告数》

疾患名 

性器クラミジア

感染症 

性器ヘルペス

ウイルス感染症 

尖形コンジローマ 

淋菌感染症 

2019年1月

5.50 

3.67 

0.50 

2.50 

2019年2月

6.17 

2.33 

0.50 

2.17 

2019年3月

6.33 

1.50 

1.50 

1.33 

2019年4月

7.33 

2.17 

0.83 

2.33 

2019年5月

6.17 

1.50 

1.33 

1.33 

2019年6月

 

 

 

 

2019年7月

 

 

 

 

2019年8月

 

 

 

 

2019年9月

 

 

 

 

2019年10月

 

 

 

 

2019年11月

 

 

 

 

2019年12月

 

 

 

 


 報告数は、市内6箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。

 STD(性感染症)に感染していると、性器に炎症や損傷がおこり(HIV)エイズにも感染が起こりやすくなるといわれています。

 

基幹定点報告(薬剤耐性菌感染症)

 《報告数》

疾患名 

メチシリン耐性

黄色ブドウ球菌感染症

ペニシリン耐性

肺炎球菌感染症

薬剤耐性緑膿菌感染症

2019年1月

2019年2月

2019年3月

 1 

2019年4月

14 

2019年5月

2019年6月 

 

 

 

2019年7月

 

 

 

2019年8月

 

 

 

2019年9月

 

 

 

2019年10月

 

 

 

2019年11月

 

 

 

2019年12月

 

 

 

 累計報告数

(2019年1月~)

41 


《定点あたり報告数》 

疾患名 

メチシリン耐性

黄色ブドウ球菌感染症

ペニシリン耐性

肺炎球菌感染症

薬剤耐性緑膿菌感染症

2019年1月

1.80 

0.60 

0.00 

2019年2月

1.20 

0.40 

0.00 

2019年3月

1.40 

0.20 

0.00 

2019年4月

2.80 

0.40 

0.00 

2019年5月

1.00 

0.00 

0.20 

2019年6月

 

 

 

2019年7月

 

 

 

2019年8月

 

 

 

2019年9月

 

 

 

2019年10月

 

 

 

2019年11月

 

 

 

2019年12月

 

 

 

  

 報告数は、市内5箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。 

 

過去の報告


全数報告疾患(毎週金曜日更新)

 

全数報告疾患とは

 全数報告疾患は、感染症法で定められた1類~5類感染症のうち、診断したすべての医師が診断後直ちに報告する疾患の発生状況の集計です。

 

全数報告疾患 発生状況

全数報告一覧(第27週)
注意:記載データは速報性を重視してありますので今後の調査結果で若干変更が生じることがあります。

 

過去の全数報告


感染症発生動向調査とは

 

感染症発生動向調査とは

 今、どのような感染症が発生しているのか? また、どのくらいの患者がいるのかを把握するため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいて、医療機関の医師等の協力のもと、患者情報及び病原体の情報を収集・分析し、これらの情報を公表しています。

 この調査で把握する感染症には、全数を把握するものと、定点(届出医療機関)報告対象のものがあります。

 定点報告対象のものは、市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)から報告されます。

 「感染症週報・月報」では、これらの情報を週単位又は月単位で集計・分析した結果などを掲載します。


市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)数

 定点種別

 週報/月報

 医療機関数

小児科

 週報

16

インフルエンザ(小児科・内科)

 週報

25

眼科

 週報

5

基幹

 週報・月報

5

STD

 月報

6

疑似症

 ー

42


熊本県・全国の感染症発生情報

熊本県および全国の感染症発生情報は、下記リンク先で確認できます。
 

熊本県の感染症発生情報

熊本県ホームページ


 

全国の感染症発生情報

国立感染症研究所ホームページ


厚生労働省ホームページ(外部リンク)


国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(外部リンク)

医師・獣医師の方へ

感染症法に基づき、医師・獣医師による届出が必要な場合があります。

こちらの記事(内部リンク)もご参照ください。


結核以外の感染症

結核

このページに関する
お問い合わせは
健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課
電話:096-364-3189096-364-3189
ファックス:096-371-5172
メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:4156)
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