熊本市の流行状況
季節性インフルエンザ報告数
感染症発生動向調査において、熊本市の2025年第20週(5月12日~5月18日)の定点医療機関あたりの患者報告数は、0.48人(定点数25ヶ所、患者報告数12人)です。こまめな手洗い、手を洗えない場合はアルコール消毒、咳エチケット(マスクの着用)など感染予防に努めましょう。
インフルエンザの予防接種は、「感染」を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの「発病」を一定程度予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
2025年5月23日現在 |
感染症発生動向調査 2024年~2025年のインフルエンザの発生状況 流行入り ・・・ 2024年 第44週(10月28日~11月3日)
注意報レベル ・・・ 2024年 第50週(12月9日~12月15日)
警報レベル ・・・ 2024年 第51週(12月16日~12月22日)
警報解除 ・・・ 2025年 第5週(1月27日~2月2日)
感染症発生動向調査 2023年~2024年のインフルエンザの発生状況 流行入り ・・・ 2023年 第36週(9月4日~9月10日)
注意報レベル ・・・ 2023年 第39週(9月25日~10月1日)
警報レベル ・・・ 2023年 第47週(11月20日~11月26日)
警報解除 ・・・ 2024年 第13週(3月25日~3月31日)
感染症発生動向調査 2022年~2023年のインフルエンザの発生状況
流行入り ・・・ 2022年 第49週(12月5日~12月11日)←2023.4.7に50週から49週へ修正してます。
注意報レベル ・・・ 2023年 第2週(1月9日~1月15日)
警報レベル ・・・ 今期は警報レベルに達しませんでした。
感染症発生動向調査 2021年~2022年のインフルエンザの発生状況
流行入りなし
感染症発生動向調査 2020年~2021年のインフルエンザの発生状況
流行入りなし
感染症発生動向調査 2019年~2020年のインフルエンザの発生状況
流行入り ・・・ 2019年 第41週(10月7日~10月13日)
注意報レベル ・・・ 2019年 第50週(12月9日~12月15日)
警報レベル ・・・ 今期は警報レベルに達しませんでした。
感染症発生動向調査 2018年~2019年のインフルエンザの発生状況
流行入り ・・・ 2018年 第49週(12月3日~12月9日)
注意報レベル ・・・ 2018年 第52週(12月24日~12月30日)
警報レベル ・・・ 2019年 第2週(1月7日~1月13日)
警報解除 ・・・ 2019年 第7週(2月11日~2月17日)
感染症発生動向調査 2017年~2018年のインフルエンザの発生状況
流行入り ・・・ 2017年 第47週(11月20日~11月26日)
注意報レベル ・・・ 2017年 第51週(12月18日~12月24日)
警報レベル ・・・ 2018年 第2週(1月8日~1月14日)
警報解除 ・・・ 2018年 第10週(3月5日~3月11日)
定点あたり患者報告数とは: あらかじめ選定された市内25医療機関(定点医療機関)において1週間に診断された患者数を定点医療機関数25で割った数

インフルエンザ流行の目安とは
(1)流行の始まり(流行期入り): 定点あたり患者報告数が1.0
(2)注意報レベル: 定点あたり患者報告数が10
(3)警報レベル : 定点あたり患者報告数が30(警報解除10)
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シーズン別インフルエンザの流行 2025年5月23日現在 |
インフルエンザの1シーズンは、第36週(8月末~9月初旬)から翌年の第35週までです。
- 青色にはさまれた期間がそのシーズンの流行期間です。そのシーズンに初めて流行開始の基準とされている定点当たり(※)1人以上になった週を流行の始まった週とし、最後に定点当たり1人以上であった週を流行が終わった週としています。(したがって、流行期間中でも、定点当たり1人未満となっている週もあります。)
- 黄色で示した期間が注意報レベル(定点当たり10人)を超えた週です。
- オレンジで示した期間が警報レベル(定点当たり30人)を超えた週です。
- 2シーズン年末が第53週までありますが、掲載していません。
- 週と月の関係は年によって多少異なりますので、大体の目安と考えてください。
※インフルエンザは、熊本市内25か所のインフルエンザ定点医療機関から毎週報告されています。「定点当たり患者報告数」とは、定点医療機関からの報告数を定点数(25)で割った値のことで、1医療機関当たりのインフルエンザ報告数を表しています。
■最新の熊本市の感染症発生情報は「熊本市の感染症発生情報
」(内部リンク)をご覧ください。
■予防接種に関する熊本市の情報は「こども・おとなの予防接種・感染症情報 総合メニュー
」(内部リンク)をご確認ください。
みんなで予防インフルエンザ
みんなで予防インフルエンザ
マスク着用について
令和5年3月13日からマスクの着用は個人の判断が基本となりました。
詳しくは
厚生労働省ホームページ マスクの着用について
(外部リンク)

発達障がいや感覚過敏、皮膚や呼吸器の病気などが原因でマスクをつけたくてもつけられない方がいます。
マスクの着用が推奨されている場面において、マスクを着用していない人を見かけた際は、まず「何か事情があるかもしれない」と想像し、障がいや病気などの理由により、マスクをつけたくてもつけられない方がいるということにご理解いただきますようお願いいたします。

マスクの着用が困難であることを周囲に知らせることも、周囲の理解を促すために有効な方法となります。熊本市では「マスクをつけられません」と周囲にお知らせをする意思表示カードを作成しましたので、ご活用ください。
季節性インフルエンザについて
季節性インフルエンザとは
季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、B型の3つの種類があり、いずれも流行の可能性があります。流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
市民の皆様におかれましては、以下を参考にされて感染予防・まん延防止にご協力ください。
インフルエンザはどんな病気
(1) 突然の高熱と寒気、頭痛、全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状が特徴です。
(2) 時には肺炎や脳症などを併発して重症になることもあります。
(3) インフルエンザはその年により流行の程度に差がありますが、11月から12月に始まり、翌年の1~3月頃の間に患者が増加します。
予防方法
(1) インフルエンザの予防接種は、発症予防もしくは重症化防止に有効とされています。希望される場合は、早めに接種しましょう。
(2) こまめに石鹸と流水でていねいに手を洗いましょう。
(3) 十分な栄養と休養をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
(4) 周囲にインフルエンザの患者がいる方は、特に注意し、毎日の体温測定などで健康観察を行い、早期発見に努めましょう。
かかったかな?と思ったら
(1) 早めに医療機関を受診しましょう。(症状が出てから概ね48時間以上経過すると、抗ウイルス薬の十分な効果が期待できません。)
(2) 咳のあるときは、マスクを着用しましょう。特に、医療機関を受診する際は、他の患者への感染防止のため必ずマスクを着用してください。
(3) 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
(4) 水分を十分に補給しましょう。お茶でもジュースでものみたいもので結構です。
学校・幼稚園・社会福祉施設関係者の皆様へ
(1) 日頃から、幼児、児童生徒、入所者の発熱等の健康観察を行い、有症状者に対しては、早期受診を勧奨してください。
(2) 施設内にウイルスを持ち込まないよう対策を講じてください。
・教職員・施設職員は、日頃から自身の健康管理に努め、自身が感染源にならないようにして下さい。
・施設においては、面会者についてインフルエンザ様症状の有無をチェックするなど注意喚起をしてください。
(3) 定期的に窓を開けるなどこまめに換気をしてください。
関連情報
学校関係者用(報告様式)
インフルエンザ報告様式(学校関係者用)【休校・学年閉鎖・学級閉鎖】
熊本市への報告様式
新型コロナ・インフルエンザ様疾患発生状況報告書(2022年12月~) (エクセル:36.2キロバイト)
熊本市に所在地のある、幼稚園、認定こども園、小学校、中学校、高等学校、その他の学校はインフルエンザ様学級閉鎖が発生した場合、お手数ですが、「各主管課」と「健康危機管理課」へ上記の報告様式をメールまたはFAXで送信していただきますようお願いいたします。その際、主管課と感染症対策課へもお電話していただきますようお願いいたします。
問い合わせ・送信先
Q&A
関連情報
熊本県内の休校・学年閉鎖等情報(2024~2025シーズン)
(外部リンク)