熊本市ホームページトップへ

熊本市の感染症発生情報

最終更新日:2023年3月17日
健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課TEL:096-364-3189096-364-3189 FAX:096-371-5172 メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

手を洗いましょう の画像

熊本市での感染症(インフルエンザや感染性胃腸炎など)の発生状況をお伝えします。

週報(毎週金曜日更新)

 

点滅HP用今週の発生動向速報・疾病別グラフ(PDF)速報等のバックナンバーは下の方にあります

  • PDF 2023年第10週 疾病別グラフ 新しいウィンドウで(PDF:345.1キロバイト)
  • PDF 2023年第10週速報(2023年3月6日~2023年3月12日)【ヘルパンギーナ】  新しいウィンドウで(PDF:448.1キロバイト)
  •   
  • NEWHP用点滅ヘルパンギーナについて(10週)

  •  ヘルパンギーナが少し増加しています。丁寧な手洗いを心がけ感染予防に気をつけましょう。
  • ●ヘルパンギーナについて
  •  コクサッキーウイルスなどのエンテロウイルスの感染により、口の中の粘膜に小さな水ぶくれ(水疱)ができる感染症です。1~4歳くらいまでの乳幼児がかかりやすい夏風邪の代表的な病気の1つです。
  • ◆どんな病気?
  • ・症状………突然の発熱(38~39℃)に続いて、のどが赤く腫れて痛み、口の中の粘膜に直径1~2mmほどの小さな水疱ができます。水疱が破れて浅い潰瘍になると痛みを伴います。
  • ・潜伏期間…2~4日程度
  • ・感染経路…感染者のくしゃみのしぶきや鼻水、水疱、便の中に含まれるウイルスが、手などを介して口や鼻の中に運ばれることによって感染します。症状がなくなったあとも、2~4週間は便の中にウイルスが排泄されます。
  • ・流行期……熊本市の過去5年間のデータでは、5月頃より増加し始め、8月頃にかけてピークとなり、秋ごろまで続く傾向があります。
  • ◆かかったらどうすればいいの?
  • ・ほとんどの場合、特別な治療は必要なく自然に治りますが、まれに髄膜炎や心筋炎を合併することがあります。元気がなくぐったりしていたり、頭痛や嘔吐、高熱、脱水症状があるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。
  • ・口の中を痛がって、水分や食事がとれなくなることがあります。
  • 薄味でやわらかいもの、白湯やスポーツ飲料などをこまめにとらせ、脱水にならないようにすることが大切です。
  • ◆予防法は?
  • ・手洗いが基本です。特に感染者の排便後の手洗いが重要です。
  • こどものおむつを取り替えた後や、鼻水をとった後などは、しっかり手を洗いましょう。
  • ヘルパンギーナHP用
  • マダニに注意しましょう(9週)

  • ●マダニに注意しましょう‼
  •  春から秋にかけて山菜採り、キャンプ、ハイキング、登山、ゴルフ、農作業など、野山で活動する機会が多くなりますが、野山で病原体を保有するマダニに咬まれると感染症を引き起こすことがあります。病気を正しく知って、野外活動時には、マダニなどに咬まれないように対策をとりましょう。マダニが媒介する感染症のうち日本紅斑熱や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などは近年増加傾向にあり、発生地域も広がってきています。特にSFTSは重症化しやすいと考えられていることから、速やかな判断が必要です。
  • ◆マダニに対しての予防法は?
  •  特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、咬まれる危険性が高まります。
  • 草むらや藪など、マダニなどが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。また、草の上に直接座ったり、寝転んだりせず、敷物を利用しましょう。脱いだ上着やタオルは不用意に地面や草の上に置かないようにしましょう。
  • 服は、明るい色のもの(マダニなどを目視で確認しやすい)がお薦めです。虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。また、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認して下さい。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などが確認ポイントです。 
  • また、SFTSではウイルスに感染した動物から咬まれたために感染した事例も報告されています。体調不良の動物には特に咬まれないように気をつけ、ペットもマダニに咬まれないような対策を取りましょう。
  • ◆マダニにかまれた場合は?
  •  マダニの多くは、ヒトや動物の皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。
  • 吸血中のマダニに気がついた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。
  • また、マダニなどに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受け、マダニなどに咬まれた可能性があることを伝えて下さい。
  • 矢印厚生労働省ホームページ 「ダニ媒介感染症」新しいウインドウで(外部リンク) 
    マダニに注意HP用
    マダニ注意喚起ホームページ用吸血前・吸血後説明あり
矢印外務省ホームページ 「海外安全ホームページ」新しいウインドウで(外部リンク)
  
矢印本市感染症対策課ホームページ インフルエンザについて(総合対策)新しいウインドウで(内部リンク)
青矢印熊本市医療政策課ホームページ 休日当番医新しいウインドウで(内部リンク) 


    全数報告疾患(毎週金曜日更新)

     

    全数報告疾患とは

     全数報告疾患は、感染症法で定められた1類~5類感染症のうち、診断したすべての医師が診断後直ちに報告する疾患の発生状況の集計です。

    全数報告疾患 発生状況

    2023年全数報告一覧(第10週)
    注意:記載データは速報性を重視してありますので今後の調査結果で若干変更が生じることがあります。
    新型コロナウイルス感染症の発生状況は下記のホームページをご覧ください。
    熊本市ホームページ 新型コロナウイルス感染症 熊本市での発生状況新しいウインドウで(内部リンク)
     

    過去の全数報告


    月報(毎月1回更新)

     

    月報とは

     「月報」は、月ごとに指定の医療機関(泌尿器科・婦人科・基幹病院)から報告される、以下の疾患についての発生状況の集計です。 

    報告の種類 

    疾患名 

    性感染症発生状況  

     性器クラミジア感染症

     性器ヘルペス感染症

     尖圭コンジローマ

     淋菌感染症 

    基幹定点報告 

     メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症

     ペニシリン耐性肺炎球菌感染症

     薬剤耐性緑膿菌感染症


    性感染症発生状況(泌尿器科・産婦人科)

    STD定点2月

     報告数は、市内6箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。

     STD(性感染症)に感染していると、性器に炎症や損傷がおこり(HIV)エイズにも感染が起こりやすくなるといわれています。

     

    基幹定点報告(薬剤耐性菌感染症)

    基幹定点2月

     報告数は、市内5箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。 

     

    過去の報告


    週報【バックナンバー平成26年(2014年)~】

     

    バックナンバー

    ◆平成26年(2014年)~現在までのバックナンバーは「熊本市感染症発生動向調査 週報・月報 バックナンバー」 新しいウインドウで(内部リンク)をご覧ください。
     

    感染症発生動向調査とは

     今、どのような感染症が発生しているのか? また、どのくらいの患者がいるのかを把握するため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいて、医療機関の医師等の協力のもと、患者情報及び病原体の情報を収集・分析し、これらの情報を公表しています。

     この調査で把握する感染症には、全数を把握するものと、定点(届出医療機関)報告対象のものがあります。

     定点報告対象のものは、市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)から報告されます。

     「感染症週報・月報」では、これらの情報を週単位又は月単位で集計・分析した結果などを掲載します。

     

    市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)数

     定点種別

     週報/月報

     医療機関数

     小児科

    週報 

    16 

     インフルエンザ(小児科・内科)

    週報

    25

     眼科

    週報 

    5

     基幹

    週報・月報 

    5

     STD

    月報 

    6

     疑似症

     ー 

    5

     

    週報とは

     「週報」は、感染症法の5類定点報告疾患である下記の19疾患について、月曜から日曜まで1週間の患者数を、 指定の医療機関(小児科(16機関)・内科(9機関)・眼科(5機関)・基幹病院(5機関))に報告していただいて集計したものです。

    《5類定点報告疾患》

     インフルエンザ、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、細菌性髄膜炎、無菌性髄膜炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎 、感染性胃腸炎(ロタウイルス)
      

    2023年報告週対応カレンダー

    週報の報告では、月曜日から日曜日を1週間として疾患の報告の集計をしています。
    国立感染症研究所 2023週対応表新しいウインドウで(外部リンク) 
     
    週対応表 2023年 (国立感染症研究所)

     

    2022年報告週対応カレンダー

    週報の報告では、月曜日から日曜日を1週間として疾患の報告の集計をしています。
    国立感染症研究所 2022年週対応表新しいウインドウで(外部リンク)
    週対応表 2022年(国立感染症研究所)

     

     
     

    医師・獣医師の方へ

    感染症法に基づき、医師・獣医師による届出が必要な場合があります。

    こちらの記事(内部リンク)もご参照ください。

     

    結核以外の感染症

    結核


    熊本県・国などのリンク集

    熊本県および全国の感染症発生情報は、下記リンク先で確認できます。
     

    熊本県の感染症発生情報

    熊本県ホームページ(外部リンク)

     

    全国の感染症発生情報

    厚生労働省ホームページ(外部リンク)


    国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(外部リンク)

     

    熊本市の感染症発生情報

    熊本市ホームページ(内部リンク)
     ・インフルエンザについて(総合対策)新しいウインドウで
    このページに関する
    お問い合わせは
    健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課
    電話:096-364-3189096-364-3189
    ファックス:096-371-5172
    メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 
    (ID:4156)
    新しいウィンドウで このマークがついているリンクは新しいウィンドウで開きます
    ※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
    PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
    熊本市役所〒860-8601熊本市中央区手取本町1番1号代表電話:096-328-2111(代表)096-328-2111(代表)
    [開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
    肥後椿
    copyrights(c) 2013 Kumamoto City Allrights Reserved