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ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が年末から多く報告されています。感染症対策の基本は手洗いです。ノロウイルスはアルコールによる消毒効果が弱いため、エタノール含有擦式消毒薬による手指消毒は有効ではありません。手洗いは、手指に付着しているノロウイルスを減らす最も有効な方法です。 調理を行う前(特に飲食業を行っている場合は食事を提供する前も)、食事の前、トイレに行った後、下痢等の患者の汚物処理やオムツ交換等を行った後(手袋をして直接触れないようにしていても)には必ず手を洗いましょう。手を濡らし、石けんを十分泡立てて丁寧に洗い、すすぎは流水で十分に行い、清潔なタオルまたはペーパータオルで拭きます。石けん自体はノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。
政府インターネットテレビ「手洗いの仕方」(外部リンク)
全数報告疾患は、感染症法で定められた1類~5類感染症のうち、診断したすべての医師が診断後直ちに報告する疾患の発生状況の集計です。
「月報」は、月ごとに指定の医療機関(泌尿器科・婦人科・基幹病院)から報告される、以下の疾患についての発生状況の集計です。
報告の種類
疾患名
性器クラミジア感染症
性器ヘルペス感染症
尖圭コンジローマ
淋菌感染症
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
薬剤耐性緑膿菌感染症
《報告数》
性器クラミジア
感染症
性器ヘルペス
ウイルス感染症
尖形コンジローマ
2020年1月
44
15
11
42
14
9
5
46
12
10
38
20
6
48
13
2020年6月
47
8
36
2
2020年8月
51
2020年9月
56
19
25
41
4
累計報告数
(2020年1月~)
542
137
85
157
《定点あたり報告数》
7.33
2.50
1.83
7.00
2.33
1.50
0.83
7.67
2.00
1.67
6.33
3.33
1.00
8.00
2.17
7.83
1.33
6.00
0.33
8.50
9.33
3.17
4.17
6.83
0.67
報告数は、市内6箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。
STD(性感染症)に感染していると、性器に炎症や損傷がおこり(HIV)エイズにも感染が起こりやすくなるといわれています。
メチシリン耐性
黄色ブドウ球菌感染症
ペニシリン耐性
肺炎球菌感染症
16
3
0
2020年2月
1
2020年3月
2020年4月
2020年5月
7
2020年7月
2020年10月
2020年11月
2020年12月
115
18
3.20
0.60
0.00
0.20
2.40
0.40
1.40
2.20
0.80
1.60
1.20
報告数は、市内5箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。
今、どのような感染症が発生しているのか? また、どのくらいの患者がいるのかを把握するため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいて、医療機関の医師等の協力のもと、患者情報及び病原体の情報を収集・分析し、これらの情報を公表しています。
この調査で把握する感染症には、全数を把握するものと、定点(届出医療機関)報告対象のものがあります。
定点報告対象のものは、市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)から報告されます。
「感染症週報・月報」では、これらの情報を週単位又は月単位で集計・分析した結果などを掲載します。
市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)数
定点種別
週報/月報
医療機関数
小児科
週報
インフルエンザ(小児科・内科)
眼科
基幹
週報・月報
STD
月報
疑似症
ー
「週報」は、感染症法の5類定点報告疾患である下記の19疾患について、月曜から日曜まで1週間の患者数を、 指定の医療機関(小児科(16機関)・内科(9機関)・眼科(5機関)・基幹病院(5機関))に報告していただいて集計したものです。
《5類定点報告疾患》
感染症法に基づき、医師・獣医師による届出が必要な場合があります。
こちらの記事(内部リンク)もご参照ください。
熊本県ホームページ(外部リンク)
厚生労働省ホームページ(外部リンク)
国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(外部リンク)