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熊本市の感染症発生情報

最終更新日:2020年9月18日
健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課TEL:096-364-3189096-364-3189 FAX:096-371-5172 メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

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熊本市での感染症(インフルエンザや感染性胃腸炎など)の発生状況をお伝えします。

週報(毎週金曜日更新)

 

new点滅今週の発生動向速報・疾病別グラフ(PDF)速報等のバックナンバーは下の方にあります

    • PDF 2020年第37週速報(2020年9月7日~2020年9月13日) 新しいウィンドウで(PDF:347.6キロバイト)
        

      new点滅日本紅斑熱(ダニ媒介感染症)について(37週)

       今週は、ダニ媒介感染症の日本紅斑熱の報告が1件あり、今年3件となりました。ダニ媒介感染症には他につつが虫病や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などがあります。春季~秋季にかけて患者報告数が多くなるのが特徴的で、野外作業や農作業、レジャーなど、屋外活動の際は、気を付けましょう。
      ●日本紅斑熱、つつが虫病
      日本紅斑熱は日本紅斑熱リケッチアを保有するマダニに刺咬されることで、つつが虫病はつつが虫病リケッチアを保有するツツガムシというダニに刺咬されることで感染します。
      ・潜伏期間…日本紅斑熱は2~8日、つつが虫病は10〜14日
    • ・症状…日本紅斑熱は頭痛、発熱、倦怠感を伴って発症します。つつが虫病と同様に発熱、発疹、および刺し口が主要三徴候で、ほとんどの症例にみられます。つつが虫病との臨床的な鑑別は困難ですが、つつが虫病では発疹が主に体幹部にみられるのに対し、日本紅斑熱で は体幹部より四肢末端部に比較的強く出現します、またつつが虫病に比べ、刺し口の中心の痂皮部分が小さいなどの特徴があります。検査所見では、つつが虫病と同様にCRPの上昇、肝酵素(AST 、ALT)の上昇、白血球減少および血小板減少などがみられます。日本紅斑熱はつつが虫病に比べ播種性血管内凝固症候群(DIC)など重症化しやすいです。
    • ・治療…抗菌薬の投与。
      ●重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
      主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺咬されることで感染します。
      ・潜伏期間…6~14日
    • ・症状…発熱、消化器症状(はき気、おう吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、ときに、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴います。血液所見では、血小板減少、白血球減少、血清酵素(AST、ALT、LDH)の上昇が認められます。致死率は10~30%程度です。
    • ・治療…対症療法
      ◆予防法は?
      (1)森林や草地などマダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴などを着用し、肌の露出を少なくしましょう。DEETやイカリジン(虫よけ剤の成分)を含む虫よけスプレーも有効です。
    • (2)屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認しましょう。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、頭部(髪の毛の中)がポイントです。ダニが吸着する前に、活動後すぐにシャワーを浴びることも有効です。
    • (3)吸血中のマダニに気がついた場合は、自分で無理に引き抜くとダニの一部が皮膚に残って化膿したり、マダニの体液が逆流することがありますので医療機関を受診しましょう。マダニに咬まれた後に発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診した際にマダニに咬まれた可能性があることを伝えてください。
      (4)野生動物は、どのような病原体を保有しているかわかりませんので、野生動物との接触は避けてください。飼育している動物との過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝ること等)は控えましょう。飼育している動物のマダニは適切に駆除し、動物が体調不良の際には、動物病院で診てもらいましょう。
    •  

    • 日本紅斑熱患者報告数【令和2(2020)年9月13日現在】

       

       2015(H27)

       2016(H28)

       2017(H29)

      2018(H30) 

       2019(R1)

      2020(R2) 

       全国

       215

       277

       337

       305

       318

       221

       熊本県

       11

       19

       14

       7

       6

       6

       熊本市

       1

       0

       1

       0

       1

       6

       保健所クマとダニ

      劇症型溶血性レンサ球菌感染症(36週)

       35週、36週と2週連続で劇症型溶血性レンサ球菌感染症の届出がありました。
       劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、レンサ球菌による感染症です。通常は、レンサ球菌に感染しても症状が無いことも多く、ほとんどは咽頭炎(週報報告にある、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎もその一つです)や皮膚の感染症にとどまります。しかし、まれに通常は細菌が存在しない組織(血液、筋肉、肺など)にレンサ球菌が侵入し、急激に症状が進行する重篤な疾患となることがあります。1999年に感染症法の全数把握疾患5類感染症に指定されてからは、毎年100~200人の報告があり、致命率は約30%です。メディア等では「人喰いバクテリア」ともいわれています。
      ・症状………初期症状としては、四肢の疼痛、腫脹、発熱、血圧低下などで、病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には、重症の呼吸困難や多臓器不全等を引き起こし、ショック状態から死に至ることも多いです。
      ・感染経路…咽頭、粘膜、皮膚からレンサ球菌が侵入し、皮膚軟部組織感染症が半数以上、気道感染症が約2割を占めます。
      ◆治療法は?
       集中管理のもと、抗菌剤による治療が行われます。筋膜炎の場合は、壊死を起こしている部分を切除し感染の拡大を防ぎます。重症化のリスクを下げるためには、早期に治療を開始することが重要です。
      ◆予防法は?
       特別な予防法はありませんが、傷を清潔に保ち、創部の発赤や腫脹、痛み、発熱など、感染の兆候が見られた場合には、直ちに医療機関を受診しましょう。 

      劇症型溶血性レンサ球菌感染症患者報告数【令和2(2020)年9月6日現在】

       

       2015(平成27年)

       2016(平成28年)

       2017年(平成29年)

      2018年(平成30年) 

       2019年(令和元年)

       2020年(令和2年)

      全国 

       415

      494 

      587 

      694 

      926 

      549 

       熊本県

       7

       7

       7

       5

       熊本市

       4

       4 

      7

      8

       4

       4

       

      男の子怪我HP用レンサ球菌顔付HP用咽頭痛

       

全数報告疾患(毎週金曜日更新)

 

全数報告疾患とは

 全数報告疾患は、感染症法で定められた1類~5類感染症のうち、診断したすべての医師が診断後直ちに報告する疾患の発生状況の集計です。

 

全数報告疾患 発生状況

全数報告一覧(第37週)
注意:記載データは速報性を重視してありますので今後の調査結果で若干変更が生じることがあります。
 

過去の全数報告


月報(毎月1回更新)

 

月報とは

 「月報」は、月ごとに指定の医療機関(泌尿器科・婦人科・基幹病院)から報告される、以下の疾患についての発生状況の集計です。 

報告の種類 

疾患名 

性感染症発生状況  

 性器クラミジア感染症

 性器ヘルペス感染症

 尖圭コンジローマ

 淋菌感染症 

基幹定点報告 

 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症

 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症

 薬剤耐性緑膿菌感染症


性感染症発生状況(泌尿器科・産婦人科)

《報告数》

疾患名 

性器クラミジア

感染症 

性器ヘルペス

ウイルス感染症 

尖形コンジローマ 

淋菌感染症 

 2020年1月

44 

15 

11 

11 

 2020年2月

42 

14 

 2020年3月

46 

12 

10 

10 

 2020年4月

38 

20 

 2020年5月

48 

10 

13 

 2020年6月

47 

11 

 2020年7月

36 

12 

14 

 2020年8月

 

 

 

 

 2020年9月

 

 

 

 

 2020年10月

 

 

 

 

 2020年11月

 

 

 

 

 2020年12月

 

 

 

 

 累計報告数

(2020年1月~)

301 

91 

53 

70 


《定点あたり報告数》

疾患名 

性器クラミジア

感染症 

性器ヘルペス

ウイルス感染症 

尖形コンジローマ 

淋菌感染症 

2020年1月

7.33 

2.50 

1.83 

1.83 

2020年2月

7.00 

2.33 

1.50 

0.83 

2020年3月

7.67 

2.00 

1.67 

1.67 

2020年4月

6.33 

3.33 

1.00 

1.00 

2020年5月

8.00 

1.67 

1.50 

2.17 

2020年6月

7.83 

1.33 

1.00 

1.83 

2020年7月

6.00 

2.00 

0.33 

2.33 

2020年8月

 

 

 

 

2020年9月

 

 

 

 

2020年10月

 

 

 

 

2020年11月

 

 

 

 

2020年12月

 

 

 

 


 報告数は、市内6箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。

 STD(性感染症)に感染していると、性器に炎症や損傷がおこり(HIV)エイズにも感染が起こりやすくなるといわれています。

 

基幹定点報告(薬剤耐性菌感染症)

 《報告数》

疾患名 

メチシリン耐性

黄色ブドウ球菌感染症

ペニシリン耐性

肺炎球菌感染症

薬剤耐性緑膿菌感染症

2020年1月

16 

2020年2月

10 

2020年3月

12 

2020年4月

12 

2020年5月

12 

2020年6月 

2020年7月

2020年8月

 

 

 

2020年9月

 

 

 

2020年10月

 

 

 

2020年11月

 

 

 

2020年12月

 

 

 

 累計報告数

(2020年1月~)

72 


《定点あたり報告数》 

疾患名 

メチシリン耐性

黄色ブドウ球菌感染症

ペニシリン耐性

肺炎球菌感染症

薬剤耐性緑膿菌感染症

2020年1月

3.20 

0.60 

0.00 

2020年2月

2.00 

0.20 

0.00 

2020年3月

2.40 

0.00 

0.00 

2020年4月

2.40 

0.40 

0.00 

2020年5月

2.40 

0.00 

0.20 

2020年6月

1.40 

0.00 

0.20 

2020年7月

0.60 

0.00 

0.00 

2020年8月

 

 

 

2020年9月

 

 

 

2020年10月

 

 

 

2020年11月

 

 

 

2020年12月

 

 

 

  

 報告数は、市内5箇所の指定届出医療機関からの届出数であり、市内の発生総数ではありません。 

 

過去の報告


週報【バックナンバー平成26年(2014年)~】

  • 2020年疾病別グラフ

  • PDF 2020年第5週速報(2020年1月27日~2020年2月2日) 新しいウィンドウで(PDF:542.4キロバイト)
  •  

    平成31年、令和元年(2019年)

  • 平成30年(2018年)

     

    平成29年(2017年)

     

    平成28年(2016年)

     

    平成27年(2015年)

     

    平成26年(2014年)

     

    感染症発生動向調査とは

     今、どのような感染症が発生しているのか? また、どのくらいの患者がいるのかを把握するため、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいて、医療機関の医師等の協力のもと、患者情報及び病原体の情報を収集・分析し、これらの情報を公表しています。

     この調査で把握する感染症には、全数を把握するものと、定点(届出医療機関)報告対象のものがあります。

     定点報告対象のものは、市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)から報告されます。

     「感染症週報・月報」では、これらの情報を週単位又は月単位で集計・分析した結果などを掲載します。

     

    市内の感染症指定届出機関(定点医療機関)数

     定点種別

     週報/月報

     医療機関数

     小児科

    週報 

    16 

     インフルエンザ(小児科・内科)

    週報

    25

     眼科

    週報 

    5

     基幹

    週報・月報 

    5

     STD

    月報 

    6

     疑似症

     ー 

    5

     

    週報とは

     「週報」は、感染症法の5類定点報告疾患である下記の19疾患について、月曜から日曜まで1週間の患者数を、 指定の医療機関(小児科(16機関)・内科(9機関)・眼科(5機関)・基幹病院(5機関))に報告していただいて集計したものです。

    《5類定点報告疾患》

     インフルエンザ、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎、細菌性髄膜炎、無菌性髄膜炎、マイコプラズマ肺炎、クラミジア肺炎 、感染性胃腸炎(ロタウイルス)
     

    報告週対応カレンダー

    週報の報告では、月曜日から日曜日を1週間として疾患の報告の集計をしています。
    国立感染症研究所 PDF 2020年週対応表PDF版ダウンロードはこちらをクリック 新しいウィンドウで(PDF:127.2キロバイト)
    2020年国立感染症研究所週対応表
    2020年週対応表

     

    医師・獣医師の方へ

    感染症法に基づき、医師・獣医師による届出が必要な場合があります。

    こちらの記事(内部リンク)もご参照ください。

     

    結核以外の感染症

    結核


    熊本県・国などのリンク集

    熊本県および全国の感染症発生情報は、下記リンク先で確認できます。
     

    熊本県の感染症発生情報

    熊本県ホームページ(外部リンク)

     

    全国の感染症発生情報

    厚生労働省ホームページ(外部リンク)


    国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(外部リンク)

     

    熊本市の感染症発生情報

    熊本市ホームページ(内部リンク)
     ・インフルエンザについて(総合対策)新しいウインドウで
    このページに関する
    お問い合わせは
    健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課
    電話:096-364-3189096-364-3189
    ファックス:096-371-5172
    メール kansenshoutaisaku@city.kumamoto.lg.jp 
    (ID:4156)
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    [開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
    肥後椿
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