主な内容
第8回熊本市行政区画等審議会では、まず事務局より第7回審議会において絞りこまれた区割り案(5区案(1)、5区案(2)、5区案(3))の概要説明や第3回審議会で決定された「行政区画の編成基準」と5区案(1)~(3)との適合性について説明があり、各委員から活発な意見が出されました。
「龍田5校区関係は清水、麻生田等の歴史、文化を含め非常に結びつきが強く、楡木と麻生田は消防団を合同で作っている。」「天明、飽田、川尻は昔からの歴史的文化圏でもあることから、是非ここは一緒で5区案原案を。」
「5区案(2)は西南部が広く、植木地区が単独となっており、考え直すべき。有明海の海岸沿を一つの区とする5区案(3)がよいのでは」などの意見がだされました。
次に出された意見を踏まえ3つの区割り案について採決が行われました。
まず、基準から一番離れている5区案(2)について採決が行われ、3名の委員が賛成しましたが、少数のため検討の対象から外すこととなりました。
続いて原案について採決が行われ、15名の委員が賛成し、出席委員(会長を除く)の過半数となったため、行政区画の編成は5区案(1)(原案)に決定しました。
次に、区役所の位置について各委員から意見が出され、5区原案の区役所位置について採決を行った結果、12名の委員が賛成し、可否同数となりました。審議会要綱により可否同数の場合は議長が決めることになっており、議長採決の結果、区役所位置についても原案のとおり決定しました。
次回審議会では「行政区画の編成及び区役所に位置の答申(案)」の内容について審議されます。