神の上古墳は、平原の北東部に延びた丘陵の先端部斜面に築かれた。古墳時代後期6世紀頃築造された直径10〜12mと推定される円墳である。
内部主体は南東方向に開口する単室の横穴式石室であり、羨道部は、幅1.14〜1.34m、奥行1.4mを測り、側壁には縦長の巨石を立てて用いている。
玄室は、奥壁側がやや幅広の長方形プランで奥壁部での幅2.14m、玄門部での幅1.88mを測り、周壁は最下段に巨大な腰石を据え、その上に自然礫が積み上げられている。
出土品は、人骨・須恵器・土師器・鉄製品・装身具が多数あり、富合公民館に展示されている。
熊本市富合町合併特例区
電話番号096-357-4111
富合町合併特例区は、平成25年10月5日で終了しました。