フェアトレードシティくまもと
- 熊本市は2011年6月フェアトレードシティに認定されました。
- フェアトレードとは貧困のない公正な社会をつくるための「公平で対等な貿易」になります。具体的には、開発途上国等の人たちが作ったモノを持続的に適正な価格で買うことにより、彼らの生活と生産性の向上を目指す貿易やビジネス、消費者運動、国際協力を意味します。
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フェアトレードの原則
- 貧困のない公正な社会をつくるための「公平で対等な貿易」を持続的に支援する仕組みで、世界フェアトレード機構、国際フェアトレード・ラベル機構は、下記のとおりフェアトレードの原則に関する憲章を制定しています。
- (1)立場の弱い生産者への市場アクセスの提供
- (2)持続性かつ公正な取引関係
- (3)能力強化とエンパワメント
- (4)消費者の意識向上とアドボカシー
- (5)「社会契約」としてのフェアトレード
フェアトレードタウン(シティ)とは
・まち全体でフェアトレードを応援する市町村であることを認定機関から認められた都市のことです。
- ・2000年に世界で初めて英国ガースタングがフェアトレードタウンとして誕生してから
- 世界ではすでに30か国2000以上の都市が認定されており、ロンドンやパリ、ローマといった首都も含まれ
- ています。
- ・国内では、熊本市(熊本県)、名古屋市(愛知県)、逗子市(神奈川県)、浜松市(静岡県)、
- 札幌市(北海道)、いなべ市(三重県)の6都市が認定されています。
- ・アジアでは、【韓国】 富川(プチョン)市、仁川(インチョン)市、ソウル特別市等
- 【台湾】 台北市が認定されています。
- 【インド】ポンディシェリ市、オーロヴィル市

フェアトレードタウン(シティ)になるための基準
基準1:推進組織の設立と支持層の拡大
フェアトレードタウン運動が持続的に発展し、支持層が広がるよう、地域内のさまざまなセクターや分野の人々からなる推進組織が設立されている。
基準2:運動の展開と市民の啓発
地域社会の中でフェアトレードへの関心と理解が高まるよう、さまざまなイベントやキャンペーンを繰り広げ、フェアトレード運動が新聞・テレビ・ラジオなどのメディアに取り上げられる。
基準3:地域社会への浸透
地元の企業や団体(学校や市民組織)がフェアトレードに賛同し、組織の中でフェアトレード産品を積極的に利用するとともに、組織内外へのフェアトレードの普及に努めている。
基準4:地域活性化への貢献
地場の生産者や店舗、産業の活性化を含め、地域の経済や社会の活力が増し、絆(きずな)が強まるよう、地産地消やまちづくり、環境活動、障がい者支援等のコミュニティ活動と連携している。
基準5:地域の店(商業施設)によるフェアトレード産品の幅広い提供
多様なフェアトレード産品が地元の小売店や飲食店等で提供されている。
基準6:自治体によるフェアトレードの支持と普及
地元議会がフェアトレードを支持する旨の決議を行うとともに、自治体の首長がフェアトレードを支持する旨を公式に表明し、自治体内へのフェアトレードの普及を図っている。
詳しくは、フェアトレードジャパンホームページ(外部リンク)をご覧ください。
フェアトレードシティくまもと リーフレット
令和4年(2022年)発行

認定更新までの歩み
- 平成23年(2011年)6月4日 フェアトレードシティ認定
平成25年(2013年)6月4日 第1回認定更新(初認定から2年後)
平成27年(2015年)4月 更新が2年サイクルから3年サイクルへ変更
平成28年(2016年)3月 認定更新第2回申請予定だったが延期
※熊本地震の影響から認定団体に更新期間の延長を申請
平成31年(2019年)4月11日 第2回認定更新
令和 4年 (2022年)8月23日 第3回認定更新
フェアトレードシティくまもと2021宣言
- 2021年にフェアトレードシティに認定されてから10周年を迎えました。
- その10周年を記念した「フェアトレード国際フォーラム2021inくまもと」で
- 熊本市は、推進団体と共に「世界に認められるフェアトレード先進都市」を目指す
- 「フェアトレードシティくまもと2021宣言」を行いました。
〇英語版はこちら
〇韓国語版はこちら〇中国語(繁体字)版はこちら〇日本語版はこちら
フェアトレードシティ熊本10周年事業「国際フォーラム&マルシェ」開催について
詳細はコチラのリンクから↓↓
熊本市の取り組み
熊本市の取り組み
2010年に、熊本市議会で「フェアトレード理念周知に関する決議」が全会一致で採択され、
2011年6月4日に熊本市はアジア初のフェアトレードシティに認定されました。
フェアトレードに対する認知度
令和2年度に行った熊本市環境意識調査(第3次熊本市環境総合計画に関する市民アンケート調査報告書)によると「フェアトレードを知っている」と答えた方は52.1%でした。
これからも、熊本市は日本初・アジア初のフェアトレードシティとして、その理念を広く国内外に発信していくことで、さらなる周知・啓発に取り組んでいきます。
フェアトレードシティくまもとガイドマップ(ショップ一覧)
フェアトレードシティくまもとガイドマップ(ショップ一覧)
- 熊本市内にはフェアトレード商品を取り扱っているお店がたくさんあります。ぜひご利用ください。
- ※掲載店舗の情報は2024年2月現在のものです。
- ※ここに掲載する店舗は、掲載許可を得た店舗のみ記載しています。
また、以下のリンク先にデジタル版のマップも掲載しています。
フェアトレード商品取扱い店について
熊本市では、フェアトレード商品を取り扱うショップリストを最新の内容に更新することにより、フェアトレード産品の普及啓発に努めてまいります。
事業者の皆様及び市民の皆様から、フェアトレードに関する情報を提供いただきますようお願いいたします。
<ご提供いただきたい情報>
○事業者の皆様
・企業(団体)及び店舗等名称
・上記所在地
・連絡先(ご担当者名、電話、FAX,メール)
・取扱商品(多いときは代表的なものを記載してください)
○市民の皆様
・市内で見かけたフェアトレード産品の情報
提供いただきました内容につきましては、ご確認や問合せをさせていただく場合がございますのでご了承ください。
*情報提供の様式は下記をクリック
様式はこちら (ワード:20.9キロバイト)
※開催希望日の1ヵ月前までにお申し込みください。
※実施後、1週間以内にご提出ください。
3.講師料
〇熊本市職員の派遣に係る講師料は無料です。ただし、外部講師によるワークショップ等に関しては講
師料や材料費等が必要な場合もあります。

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ワークショップの様子 |
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フェアトレード活動団体
”フェアトレードくまもと”を広く知っていただくために活動を行っている 団体の紹介※掲載団体募集中
2011年に熊本市がフェアトレードシティに認定される前から、フェアトレード専門ショップ「ラブランドエンジェル」を熊本にオープン(1993年)し、熊本市がフェアトレードシティに認定されるために、様々な活動を展開してきた団体。現在もフェアトレード商品を紹介・販売しながら様々なイベントを実施し、フェアトレードの啓発活動に取り組んでいます。
ご関心のある方は、以下の連絡先に直接お問い合わせください。
フェアトレードシティくまもと推進委員会
熊本市中央区新屋敷1年9月7日 (フェアトレード ラブランド内)
電話:080-3084-7093(明石祥子)
メール :ftc.kumamoto@gmail.com
インスタグラム:@fairtradecity.kumamoto
フェアトレードイベント
イベント情報
🎈「Fairtrade Week くまもと」を開催しました!!🎈
会場:蔦屋書店熊本三年坂 1F POP-UPスペース
日時:2月6日~12日 10時00分~19時00分(12日は17時00分まで)
■フェアトレード商品を日常のなかで考えるきっかけとなる「Fairtrade Week スペシャルトークイベント」
イベントのアーカイブ配信はこちらから↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=yFOASsl2bGI
(外部リンク)
日本初のココナッツ専門店「cocowell」代表の水井裕氏による、cocowell創業のきっかけと、ココナッツオイルの話を通して、フェアトレード商品を日常のなかで考えるきっかけとなるセミナーです。
ココナッツチョコレート手作りキットの実演&試食会と、cocowell製品を使ってパンを作る「boulangerie 1pain」のお試しパンセットのお土産も付いてます!
〇実施日:令和6年(2024年)2月10日(土曜日)14:00~16:00
〇場 所:蔦屋書店熊本三年坂地下1F