全大腸内視鏡検査を無料で行います!
検査可能数:残り1,000人(令和7年(2025年)8月1時点)
大腸がんは、早期発見で90%以上が治る病気です。熊本市では、無料で全大腸内視鏡検査を実施します。
令和7年度(2025年度)は先着1,000名です!対象に該当される方はぜひご受検ください。
全大腸内視鏡検査を受けるには?
対象者※ | 熊本市在住で年度内に55歳~59歳になる方 ただし50歳以降、全大腸内視鏡検査未受検の方 ※がんを強く疑うような症状がある方は、保険診療にて速やかにご受診ください。 |
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内容 | 問診・全大腸内視鏡検査 |
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会場 | 検査実施医療機関 |
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料金 | 無料 |
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※年度内の年齢の考え方は「4/2生まれ~翌年4/1生まれ」です。
ご自分が対象者か迷われる方はこちらのフローチャートでご確認ください↓
対象者にあたらない方も、5種類のがん検診の受診費用助成が受けられます。
ページ下部をご覧ください!
受検の流れ
【問診申込開始日】
令和7年(2025年)9月24日(水)
【問診・検査予約開始日】
令和7年(2025年)10月1日(水)
まずは検査実施医療機関で問診(事前診察)を受けていただく必要があります。
問診にて全大腸内視鏡検査実施可能か確認後、医療機関が検査予約を取ります。
検査にてポリープが見つかれば保険診療で切除を行います。
※ポリープ切除には自己負担金が発生します。他の医療機関での再検査や入院が必要になることもあります。
検査で異常がなければ、翌年度大腸がん検診(便潜血検査)キットをご自宅に郵送します。
キットが届きましたらぜひご受診ください。受診は有料で300円です。採便後、同封の返信用封筒にて投函することでご受診いただけます。
検査実施医療機関(申込先):9月24日(水)公開予定
問診は検査実施医療機関に直接お申込みください。
検査実施医療機関一覧は令和7年(2025年)9月24日(水)に公開します。
問診当日は受付窓口にて、「熊本市の全大腸内視鏡検査」とお伝えいただき、
身分証明書(住所・氏名・生年月日を確認できるもの)とお薬手帳をご提示ください。
大腸がんってどんな病気?
大腸がんは、がんの中でも罹患数が全国1位、死亡数2位と日本人で多いがんですが、早期発見で90%以上が治る病気です。
罹患者数は50歳代から増え始め、60歳代で急増する傾向にあります。
大腸がんはポリープからゆっくり成長しがんになるため、がんになる前のポリープの段階や早期段階で発見することで治療可能です。
大腸がんは進行するまでほとんど自覚症状がありません。
40歳過ぎたら1年に1回大腸がん検診(便潜血検査)を受診しましょう!
さらに、55歳を過ぎたら一度は全大腸内視鏡を受け、ご自分に合った検診プランを医師と相談しましょう。
大腸がんについて詳しく知りたい方は、 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター
のホームページをご覧ください。
どんな検査をするの?
全大腸内視鏡検査とは、内視鏡を肛門から挿入して、大腸全体の様子を直接調べる検査です。
検査を行うためには、事前に腸の中をきれいにする必要がありますので問診同日に全大腸内視鏡検査を受けることは原則できません。
検査の流れ(例)
※医療機関によって異なります
(1)問診

令和7年(2025年)10日1日(水)以降、検査実施医療機関にて問診を受けます。
マイナ保険証などの住所・氏名・年齢が確認できるものやお薬手帳をお持ちください。
大腸がん検診の受診歴や健康状態、服薬の状況などを確認します。
問診後、医療機関で検査予約を取ります。前処置用の下剤をお渡しします。
(2)前処置(3日前~前日)

検査前は消化の良い食事(白ごはん、うどん、卵など)をとります。
医療機関によっては検査食(有料)のご案内があります。
前日夜から絶食となります。水分(水・お茶)はしっかりとってください。
就寝前に下剤を服用します。
(3)前処置(当日)

当日指定された時間から1.5~2リットルほどの下剤を服用します。
便が透明になるまで何度もトイレに行き、腸の中をきれいにします。(2~4時間かかります)
医療機関によって、医療機関に来院後に下剤を服用する場合と、ご自宅で下剤服用し便が透明になった後に来院する場合があります。
医療機関にて排便状況を確認し、便が透明になったことを確認できた後、検査開始です。
(4)検査実施
検査台に横になり心拍や血圧などに問題がないことを確認し、内視鏡を肛門から挿入して検査を行います。
鎮静剤の使用については医療機関にご相談ください。
検査の中でポリープ等が見つかった方は原則切除の処置を行います。(保険診療対応で自己負担金が発生します。)
(5)検査後
鎮静剤を使用した場合は、鎮静剤の影響がなくなるまで休みます。
検査後、医師から検査結果の説明があります。
また、大腸内の様子からおすすめの大腸がん検診プランの説明があります。
(例:3年後にもう一度全大腸内視鏡検査の実施、来年度以降は便潜血検査の受診など)
(6)翌年度以降

検査を一度受けたら終わりではなく、翌年度以降も(5)で説明のあった大腸がん検診を継続してご受診ください。
検査で異常が無かった方や治療が完了された方へ、翌年度中に便潜血検査キットをお送りします。ぜひご受診ください。(検査キットでの受診は有料300円)
全大腸内視鏡検査を受けられなかった方へ
対象者に該当しない等の理由で全大腸内視鏡検査を受けられなかった方も、ぜひこの機会にご自身の健康のためにがん予防を行いましょう。
がん検診の受診費用助成
熊本市では便潜血検査をはじめとしたがん検診等を実施しています。
詳細は「がん検診のご案内
」をご覧ください。
それぞれの検診で受診できる対象年齢・性別が決まっておりますので、対象に該当し、職場等で検診を受ける機会が無い方はぜひご利用ください。
また、がん検診など各種検診を受診することで、熊本健康アプリ 「もっと健康!げんき!アップ くまもと」
では40ポイントが獲得できます。
がん予防について
がん予防についてはがんの予防について
をご覧ください。がんを防ぐための12か条などをお知らせしています。
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