『くまもと元気くらぶ』とは?
いつまでも住み慣れた地域で!いきいきと自立した生活を送るために!
介護予防を目的として、「住民主体」で「身近な場所」に集まり、「仲間と一緒」に、「運動を取り入れた活動」に「継続的」に取り組む地域の高齢者のグループを支援します。
『くまもと元気くらぶ』とは、市内で、介護予防活動に取り組み、次の(1)~(8)のすべてにあてはまる自主的に運営するグループです。
(1)参加者の半数以上は65歳以上で構成し、毎回の参加人数は概ね10人以上のグループであること。
ただし、地理的条件等、特段の配慮を要する事情がある場合はご相談ください。
(2)市が推奨する運動を概ね週1回以上行っていること。
(3)定期的に運動の効果を測定すること。
(4)グループのお金の出し入れについてきちんと管理し、記録していること。
(5)毎回の活動の参加者数等を記録していること。
(6)地域にお住まいの方であれば、誰でも参加可能であること。
(7)活動場所等の安全性、緊急時や事故発生時の対応策をとっていること。
(傷害保険に加入してください。)
(8)政治もしくは宗教に関する活動を行うグループまたは営利を目的としたグループでないこと。
くまもと元気くらぶ 活動一覧
【令和6年(2024年)11月22日現在】
市が推奨する運動とは?
介護予防に効果があると認められた、おもりを使った筋力運動の体操です(高知市考案)。
おもりを手首や足首に巻きつけ、DVDの映像にあわせて、ゆっくりと手足を動かしていくことで、筋力・バランス能力を高めることができます。
いきいき百歳体操パンフレット (PDF:1.17メガバイト)
(2)よかばい体操
地域リハビリテーション広域支援センター青磁野リハビリテーション病院が考案したストレッチ、座位トレーニング、立位トレーニング、リズム体操(サンバおてもやん)で構成される体操。
よかばい体操パンフレット (ファイル:7.11メガバイト)
(3)かたんなっせ体操
地域密着リハビリテーションセンター朝日野総合病院が考案した上肢筋トレ・ストレッチ、下肢筋トレ・ストレッチ、体幹筋トレ・ストレッチ、転倒予防で構成される体操。
かたんなっせ体操パンフレット (ファイル:4.9メガバイト) 
(4)筋トレ体操
熊本大学教授、都竹茂樹氏が健康寿命を延ばすことを目的に監修したウォーミングアップ、ストレッチ、筋トレで構成される。自分の体重を負荷にした関節に優しい体操。
筋トレ体操パンフレット (PDF:4.22メガバイト)
(5)くまもと笑顔でよかよか体操
熊本県が、専門職の皆さんと考えた体操です。筋力の低下を防ぐ体操、脳を活性化させる体操、かむ力や飲み込む力をつける体操の3つの体操で構成されています。馴染みのタレントに実演しており、親しみやすい映像となっています。
運動の方法、回数及び強度等について、市と地域のリハビリテーション専門職による確認等を行い、地域の団体により効果的かつ適切に実施できることが認められる場合。
『くまもと元気くらぶ』 支援メニュー1 ~活動支援補助金~
『くまもと元気くらぶ』への活動支援として、物品購入費及び活動費を補助します。
<申込先>
各区役所 福祉課
<申込に必要な書類>
<補助金> 区 分 | 補 助 対 象 経 費 | 補助率 | 限 度 額 |
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物 品 購 入 費 | ○介護予防活動を行うために必要なイス、おもり、DVDプレーヤー等の購入費 ※ただし、1品または1組の購入価格は、20,000円未満(税込)です。 ※補助は各グループに対し、1回限りです。 | 1/2 | 58,000円以内 ※1グループ 1回限り |
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活 動 費 | ○介護予防活動を行うための講師謝礼金並びに会場・機器の使用料等 ○参加者の傷害保険加入料 ○グループ活動のPR等に必要な消耗品、印刷に必要な費用 (ちらし・ポスター等の作成に必要な用紙代・印刷代、DVDの購入費等 ) ○介護予防活動を行うために必要なイス、おもり等の追加購入費 | 1/2 | 1年度あたり 74,000円以内 |
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※補助金額は、物品購入費及び活動費それぞれ1,000円未満の端数を切り捨てた額です。
(例)物品購入費 95,000円 × 補助率1/2 = 47,500円 ⇒ 補 助 金 47,000円
活 動 費 85,000円 × 補助率1/2 = 42,500円 ⇒ 補 助 金 42,000円
補助金合計 89,000円
『くまもと元気くらぶ』 支援メニュー2 ~リハビリ専門職の派遣~
『くまもと元気くらぶ』への活動支援として、年度内に6回までリハビリテーション専門職が出向き、効果的な運動のやり方を楽しく指導!運動の効果を測定します!
定期的に効果を測定することで、運動の効果を実感し、運動を続けていこうというやる気UPにつながります。
<申込先>
各区役所 福祉課
<申込に必要な書類>
『くまもと元気くらぶ』 支援メニュー3 ~立ち上げ支援~
活動してみたいけれど、初めから自分達だけで運営するのは不安だなぁという皆さんには、『くまもと元気くらぶ』立ち上げ支援があります。
地域の皆さんの自主的な活動の継続を目指して、スタッフが週1回×全12回 出向き、自主活動や運営等について皆さんと一緒に考え、話し合いながらお手伝いします。
併せてリハビリテーション専門職が全6回出向き、効果的な運動のやり方について、楽しく分かりやすく指導したり、運動の効果を測定します。
『くまもと元気くらぶ』についてのお問い合わせは…
『くまもと元気くらぶ』について話を聞きたい、相談したいという方は、各区役所福祉課または熊本市
高齢者支援センター「ささえりあ」(地域包括支援センター)へご連絡ください。
熊本市高齢者支援センター「ささえりあ」(地域包括支援センター)一覧
手続きの流れ
<活動支援補助金(確定交付)の申請~支払までの流れ>
(1) 補助金交付申請に必要な書類を各区役所福祉課に提出する
(2) 補助金交付決定通知書(各区役所福祉課から郵送)を受け取る
(3) 「くまもと元気くらぶ」の活動に取り組む
(4) (3)の終了後、各年度末の活動最終日から30日以内に「くまもと元気くらぶ」の実績報告・精算に必要な書類を各区役所福祉課に提出する
(5) 補助金交付確定通知書(各区役所福祉課から郵送)を受け取る
(6) 補助金を受け取る(口座振込)
また、各グループの自己資金が少ない場合は、活動開始前等に補助金を受け取ることもできます。
ただし、活動後の精算により補助金を返還していただく場合もあります。
<活動支援補助金(概算交付)の申請~支払までの流れ>
(1) 補助金交付申請に必要な書類を各区役所福祉課に提出する
(2) 補助金交付決定通知書(各区役所福祉課から郵送)を受け取る
(3) 補助金概算交付申請書を各区役所福祉課に提出する
(4) 補助金概算交付通知書(各区役所福祉課から郵送)を受け取る
(5) 補助金を受け取る(口座振込)
(6) 「くまもと元気くらぶ」の活動に取り組む
(7)(6)の終了後、各年度末の活動最終日から30日以内に「くまもと元気くらぶ」の実績報告・精算に必要な書類を各区役所福祉課に提出する
※年度内の活動最終日から30日以内
(8) 補助金交付確定通知書(各区役所福祉課から郵送)を受け取る
(9) 概算交付額と交付確定額が同じ場合…手続き完了
概算交付額と交付確定額が異なる場合…返納通知書兼領収証書を受取後に返金額を納付する
申請等に必要な書類
○『くまもと元気くらぶ』支援メニュー1 ~活動支援補助金~
<補助金の交付申請に必要な書類>
補助金対象経費内訳書 (ワード:48キロバイト)
「くまもと元気くらぶ」活動計画書 (ワード:38.4キロバイト)
参加者名簿 (ワード:36.4キロバイト)
<補助金の概算交付申請に必要な書類>
「くまもと元気くらぶ」補助事業計画変更申請書 (ワード:23.4キロバイト)
地域密着リハビリテーションセンターの皆さまへ
○地域団体が自主活動を行っている場合の派遣
地域リハビリテーション広域支援センターからの連絡を受け、リハビリテーション専門職を年度内に6回を上限に派遣します。
ただし、グループが同じ年度に立ち上げ支援を受けている場合、最後の派遣を受けた日が属する月の翌月から3月までの月数を2で割った数を限度とします。(小数点以下の端数は切り捨て。例:6~8月まで立ち上げ支援を受けた場合、残り7ヶ月÷2=3.5⇒3回が限度。)
地域密着リハビリテーションセンターの役割
<派遣前の流れ>
(1)地域リハビリテーション広域センターからの連絡を受け、『くまもと元気くらぶ』の代表者に連絡、日時や会場等についての打ち合わせを行う。
(2)各区役所福祉課に派遣予定について連絡する。
<派遣当日>
(1)運動機能評価を行う日については、用いる器具及び「くまもと元気くらぶ」個人評価表(参加人数分)を準備・持参する。
(2)運動を行う上での留意点、効果的な運動の方法を指導し、自主活動や家庭での継続実施の動機付けを行う。
(3)運動機能評価および結果説明を行い、地域住民が自身の身体機能を理解し、介護予防の必要性や運動の効果を理解できるよう支援する。
(4)運動機能評価を安全に実施するにあたり協力を得る必要がある場合は、若い世代の参加者や介護予防サポーター等のボランティア、各区役所福祉課、地域包括支援センターの協力を得る。
(5)参加者の健康状態や転倒等のリスクに配慮して安全に実施する。
<運動機能評価に必要な書類>
<派遣終了後>
(1)「くまもと元気くらぶ」個人評価表のデータを「くまもと元気くらぶ」活動評価報告書に入力する。
(2)「くまもと元気くらぶ」活動評価報告書のエクセルデータを各区役所福祉課にメールで送る。
(3)「くまもと元気くらぶ」個人評価表をグループ代表者に郵送する。
(4)各区役所福祉課に実績を報告し、派遣およびデータ入力に係る報償費を請求する。
【1回の派遣】 4,400円 × 2時間 × 2人以内
【運動評価入力・郵送費】 運動評価結果入力 1回あたり 4,400円
【派遣等報償費 請求の例】 6回の派遣と2回の運動評価及びデータ入力を行った場合
派遣分 4,400円×2時間×2人×6回=105,600円
入力等事務分 4,400円×2回=8,800円
合計 114,400円
<派遣終了後の実績報告に必要な書類>
・振込先通帳の写し
立ち上げ支援 計6回支援 |
1週目 | 運動評価(開始時)+結果説明+体操指導(1) |
2週目 | 体操指導(2) |
3週目 | 体操指導(3) |
4週目 | |
5週目 | |
6週目 | 体操指導(4) |
7週目 | |
8週目 | |
9週目 | 体操指導(5) |
10週目 | |
11週目 | |
12週目 | 運動評価(終了時)+結果説明+体操指導(6) |
地域密着リハビリテーションセンターの役割
<派遣前の流れ>
(1)地域リハビリテーション広域センターからの連絡を受け、各区役所福祉課に連絡、立ち上げ支援の受託事業者を確認する。
(2)立ち上げ支援の受託事業者に連絡、日時や会場等についての打ち合わせを行う。
<派遣当日>
(1)運動機能評価を行う日については、用いる器具及び「くまもと元気くらぶ」個人評価表(参加人数分)を準備・持参する。
(2)運動を行う上での留意点、効果的な運動の方法を指導し、自主活動や家庭での継続実施の動機付けを行う。
(3)運動機能評価および結果説明を行い、地域住民が自身の身体機能を理解し、介護予防の必要性や運動の効果を理解できるよう支援する。
(4)運動機能評価を安全に実施するにあたり協力を得る必要がある場合は、若い世代の参加者や介護予防サポーター等のボランティア、各区役所福祉課、地域包括支援センターの協力を得る。
(5)参加者の健康状態や転倒等のリスクに配慮して安全に実施する。
<運動機能評価に必要な書類>
(1)「くまもと元気くらぶ」個人評価表のデータを「くまもと元気くらぶ」活動評価報告書に入力する。
(2)「くまもと元気くらぶ」活動評価報告書のエクセルデータを各区役所福祉課にメールで送る。
(3)「くまもと元気くらぶ」個人評価表をグループ代表者に郵送する。
(4)各区役所福祉課に実績を報告し、派遣およびデータ入力に係る報償費を請求する。
【1回の派遣】 4,400円 × 2時間 × 2人以内
【運動評価入力・郵送費】 運動評価結果入力 1回あたり 4,400円
【派遣等報償費 請求の例】 6回の派遣と2回の運動評価及びデータ入力を行った場合
派遣分 4,400円×2時間×2人×6回=105,600円
入力等事務分 4,400円×2回=8,800円
合計 114,400円
<派遣終了後の実績報告に必要な書類>
・振込先通帳の写し(口座未登録の場合)
『くまもと元気くらぶ』立ち上げ支援受託事業所の皆さまへ
『くまもと元気くらぶ』立ち上げ支援を希望するグループに対して、自主的・継続的に介護予防活動に取り組めるよう、受託事業者による活動運営面の支援及びリハビリテーション専門職の派遣による技術面の支援を行います。
<受託事業者>
本事業の受託者は、契約担当課が管理する登録業者に加え、「介護保険法に基づく指定(許可)を受けた事業者(開設者)」としています。別途、立ち上げ支援業務受託事業者としての事前登録等は必要ありません。
<受託事業者の役割> ※受託事業者決定後、各区福祉課より受託事業者に連絡があります。
(1)『くまもと元気くらぶ』立ち上げ支援を希望する団体に対し、自主的・継続的に介護予防活動(くまもと元気くらぶ)に取り組めるよう、自主性、参加者の特性や実情を踏まえた必要な支援(主に活動運営面の支援)を行う。
(2)『くまもと元気くらぶ』立ち上げ支援終了後において、地域住民が自主的に活動を継続することにつながるよう必要な助言・支援を行う。(進行や会計管理等の役割分担・問題解決・終了後の活動計画立案等について地域住民と話し合いながら必要な支援を行う。)
(3)必要に応じて、各区役所福祉課や地域包括支援センター等の関係機関と連携して支援する。
<立ち上げ支援終了後の実績報告・請求に必要な書類>
・振込先通帳の写し(口座未登録の場合)